終盤でドンファンと津曲泰弦が並び、さながらマッチプレーの様相を示しました。
＃１７（パー３）で津曲のティーショットが右にはずれ、カート道で跳ねて大きなトラブルとなりボギーとしたので１打差。＃１８は二人ともバーディーでフィニッシュしたので、この１打が勝敗を決めたことになります。
飛ばし屋はスイングの速さを売り物にしていますが、このようなミスはドンファンのようなスインガーに比べると起こりやすいですね。
やってはならないミスを起こした津曲は初優勝に向けてまた１つ大きな勉強をしたと思います。
小技もパットも上手い津曲ですが、飛ばしに拘り過ぎていないのかな？と思ったりしています。安定性の高いゴルフを心掛ければ、凄い強いプレーヤーになると以前から期待しています。
ドンファンは兵役からの復帰後初優勝です。金庚泰に似たストロークをしています。
ショットもパットもステッディーなゴルフと言えます。
この試合の４日間のドンファンのパット数は、第１日目から順に２６、２８、３０、２９です。３日目、４日目はツアーで優勝するレベルのパット数ではないくらい悪いです。
最終日を前に、ドンファンはパットの調子が良くないと言ってたそうですが、下りのパットを打つのを見ていて理解できました。
芯を喰っていないパットでした。ですからボールが切れ易い。
更にこれですと距離勘も合わないと思います。
ドンファンのパットについては「変化の兆し」 でＵＰしました。