「良く我慢できた」と言う池田勇太が1アンダーで18位Tで発進しました。
彼はしばしばこのような表現を使いますが、ここでは素直に彼の気持ちが伝わってくるように感じます。
ここロイヤルセントジョージズGCは難コース中の難コース。前回2003年のこの舞台では世界の名だたる選手が、スタートホールのフェアウエーキープ率≒30%だったと言いますし、その時の主催者側の発表では結果として「全体で27~28%」とも言われています。
今回、池田は帯同キャディー(福田央さん)の勧めでパターを替えたようですね。
それが奏功していると思います。
なぜ、どんなパターにしたのか、分かったらまた報告させて頂きます。
しかし、一般にはパターはそうそう替えないほうが良いと思います。
→ 「遼、パターを新調」
「パターを替える前に」
石川遼は、以前のマレット型に戻しています。
このコースは曲がりくねったフェアウエーや深いバンカーや我々の想像を絶するラフの深さなど、ナイスショットをトラブルショットに変えてしまうと言う、ワナが至る所に仕掛けられているコースです。
#1(444yds par4)は昨年に比べフェアウエーが12yds広げられたものの、石川遼はボギー発進でした。「最後まで修正しきれなかった」という石川は、風の影響もありまさにこの「ナイスショットがトラブルショット」になって、バンカーやラフにつかまり初日は4オーバーで107位T。
首位が5アンダー、全米オープン覇者のR・マキロイが1オーバーの51位Tの発進ですから、まだまだ混戦が予想されます。
最終日のTV放送も「海の日」ですので、観戦できるので楽しみにしています。