意識を変えた | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントを79歳でA.S.達成した終活まっしぐらのGreenKeeperが発信します。

フンドーキンLで初日朴仁妃と並び首位に立った永井奈都。


それまで今季5戦中4戦が予落でしたが、この試合では素晴らしいスタートとなりました。


4バーディー、1ボギーの-3。スコアが伸び悩む中、8m(#12)や5m(#17)を沈めるというパットの良さで首位の座をものにしました。


「パットのおかげ」という好調の理由はパットへの取り組み意識を変えたからだそうです。


「今までは入れることばかり考えていたが、先ず真っ直ぐ打つことを優先した」。(*1)(*2)


このおかげで、グリーン上の恐怖心が薄れ、楽にパターを振れるようになって距離勘が合ってきたそうです。


我々でもそうですよね、現場(ラウンド)では欲が出てきて、練習で身に付けた基本を忘れてしまうってこと。→ 「淡々と2」


ゴルフはメンタルなスポーツと言われます。

それだけ、心理状態が結果に影響するという意味です。

無欲で取り組んだ方が結果は必ず良くなります。


そういえば、プロが「ゾーンに入る」という「心技体」が最高のパフォーマンスを発揮している時の「心」には「欲」は無いですよね。→ 「ゾーンに入る」


永井は2日目、最終日に崩れ最終成績は36位タイに終わりました。


優勝経験が無く、絶好の滑り出しが出来たので、せっかく達観したパットへの取り組み意識が「入れること」を考えるようになってしまったのかもしれませんですね。


しかし、こういう経験の積分値がいずれ結果に反映されると思います。

われわれも頑張りましょう。


*1:カップインの条件を満たすのに一番大切なことは狙ったところへ転がせることです。→ 「パットの上達6」


*2:そしてそれは毎回真っ直ぐに転がり出させる、ストロークの再現性の高さです。
    → 
「パットの核心2」