フジサンケイL最終日 | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントを79歳でA.S.達成した終活まっしぐらのGreenKeeperが発信します。

やはり川奈です。一波乱ありました。


昨日の#18で見せたバーディーで、誰もが圧倒的にアン・ソンジュが優勢と見ていたと思います。


何と、金田久美子が6打を伸ばして(7バーディー1ボギー)というスコアで、5打をひっくり返しましての逆転優勝となりました。


#18では、左ラフからの≒150ydsを果敢に攻めて左10くらいにオンしての2パット。

この時のショットがスローで再現されていましたが、あのスイングはなかなかまねの出来るものではないと思います。


若いし、足首・股関節・手首の関節が柔らかいからあのようなスイングが出来るのでしょうね。


3歳から始め、ジュニア時代に天才少女と言われたゴルフがこのようなスイングを作り上げたと思います。


さて、金田のパット。


ごく自然に構えているようですが、ポイントは押さえています。


例えば、両足をハの字に構えて女らしさを保ちながら、下半身の動きにくいスタンスを取っています。


最も特徴的なのは、両肘を伸ばしてのストロークです。


一般にゴルファーは、肘を少し曲げることで、肘や手首を捏ねないフォームを作ります。


それなのに、金田は両肘を伸ばした状態で、肩の上下動でストロークしています。


最終日、パットが良く決まっていましたので、このフォームが良いパットの決め手にも見えるくらいでした。


本人は、ウエッジとパターが得意だと言っていますので、面目約如の1日でした。


ルーキー時代(09年)のこの試合ではスロープレーでペナルティーを科せられたというような事もありましたが、見事に成長してくれたと思います。→ 「1打罰」