TVを見ていた方は誰もが朴仁妃の優勝と思ったですよね。
#1でのパッティングの前にボールが動いたのに、リプレースせずにパットしたことにより、2ペナとなり、中田美枝と並び1打差の2位となってしまいました。
videoで確認しましたが、仕切りなおし後にアドレスに入るまさにその時にボールが少し動いています。入った後での動きだとペナルティーですが、入る前ですからもう一度仕切りなおしてリプレースすればペナルティーは付かないので、優勝だったので惜しまれます。
プロですから(プロでなくても)ルールはしっかり覚えてないといけないですね。朴仁妃には良い勉強になったと思います。
また、専属のキャディーが付いているわけですから、キャディーが声を掛ければパットせずに済んだのではないかと思います。キャディーの報酬にもモロ効いてきますから、キャディーにも勉強になったと思います。
で、ウェイヨンジュに優勝が転がり込みました。
彼女が#15で≒50cmのパーパットを外したときには、もうこれで優勝は無いかな、と思った方が多いでしょう(このパーパット、右腕に力が入りすぎのように見えましたね)。
それにしても最後まで諦めずに爆発した(7バーディー、1ボギー)ウェイヨンジュへのご褒美としての優勝だと言えましょう。
単独首位スタートの初優勝がかかった森田理香子は、出だし#2で3パットのボギー。
短いパーパットは1m弱のスライス。videoで何度も見直しましたが、カットにストロークしていました。結果は右に外してしまいました。この3パットはダメージ大きいですよね。
これが尾を引いたのではないかなと、最後まで波に乗ることが出来ませんでした(#9でも短いパーパットを外してボギー)。
しかし、本人が言うほどパットは悪くないです。
概して言えば、距離勘が足りないという所ですね。
今回は開幕戦に比べて成長していると思えば、落胆することは無いです。これからに期待しています。
風が無く、上位陣が追い込みをかけましたので、見ているほうは楽しい最終日でした。
中田も朴も左右の目線の真下よりも少しボールを(1個分くらい)外に置いていましたね(横峯ほどではないですが)。
真下に置いたら、もっと狙った所へ転がせるように思いました。