2012年10月の、オバマ大統領 vs ロムニー知事による、ディベートに訳をつけてみました。

アメリカも「景気の回復」、「失業者への雇用確保」、「医療保険制度の再構築」、「財政赤字の削減」「エネルギー問題」という、日本に、非常に良く似た問題に直面しています。


アメリカの場合、景気回復のシナリオについては、両候補者とも、「減税」で民間部門の活力を取り戻し、再び経済成長を目指そうとしています。

ロムニー氏は、「現在得られる歳入よりも多くの政府支出をして、赤字を次の世代に負担させ続けるのは、はっきり言って、不道徳だ。」と主張しています。


一方で、日本は阿倍政権では、増税により、政府支出を膨らませることで、日本経済の再生を図ろうとしています。 

どちらが正しいかは、今後、はっきりしてくるでしょう。

もう一つは、批判の多い米国大統領選挙ですが、国民の前で、大統領候補者同士が真剣に議論して、国民が直接、国の指導者を選べるのは、やっぱり羨ましいし、民主主義として、健全であるように思います。




ところで、2008年のオバマ大統領候補のスピーチは、やっぱり凄かった。
今でも記憶に残ります。

生声CD付き [対訳] オバマ演説集/朝日出版社

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阿川佐和子って、魅力的な女性ですね。


素直に生きてきたんだろうな、という感じが伝わってきます。


あんな風になりたいな、と思っている人も多いんじゃないかな?


そんな阿川さんが、「聞く力:心をひらく35のヒント」というのを書いた、2012年70万部発行というので

買って、読んでみました。


本屋さんで、いまだに平積みになっているので、これは名著かも、、、と思い。。。。


聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)/文藝春秋
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ところが、内容は、思っていたもの(題名や目次に書いているもの)とは、全く違いました。


いや、 目次は、しっかりと35のヒントになっている。

1.面白そうにきく

2.メールと会話は違う

3.自分の話を聞いて欲しくない人はいない  等々


そう思って、各章で、しっかり頭にいれて、それから中身を読むと、なるほど、そんな事も言っているかな、

といいう感じ。


そこで、アマゾンとかの書評をを見てみたら、やっぱり、低評価をしている人も沢山。

(いや、順番が逆ですね。。。)


例えば書評の例;


「ほとんど著者のインタビュー思い出話で、タイトルと内容のギャップが大きいです。
エピソードには、「たまたまうまくいった好例」も多く登場するのですが、なぜうまくいったのか掘り下げられていないので、ヒントとして参考にしづらく、「ああ、よかったのね」という感想になってしまいがち。。。」


という感じ。 いや、その通り。 


もし内容に合わせた題名にすると


「阿川佐和子のインタビュー泣き笑い」って感じでしょうか?


色んな対談の苦労話がのっていて、そう思うと楽しく読める。



でも、これだと、こんなに売れなかっただろうな。。。



これは、題名と章だてを考えた出版社の戦略勝ちだな~。


結局、皆、阿川さんのように好感度があって、人とコミュニケーションが出来る人になりたな~

と思って買っているのだから、きっと「35のヒントが整理されている」なんて思わないで、

本全体にちりばめられいる、様々なゲストとの対談の経験を通して、自分で、あー、こんな感じかな、

って、つかむしかないのかな?


欲張らないで(期待値を高くしなくて)、そう思って読むと、それなりに感じ取れるところはあるな~。


何ていったって、苦労話のエピソード自体は面白いし。。。



安倍 自民総裁は、結構、あぶないな~、と思う。


何がかというと、彼が説明に使う事例が、本当は、その説明に適さないものを使うことが多いからだ。


例えば、集団的自衛権。


安倍総裁は、テレビで、こう説明していた。


「自衛隊の艦船と米軍の艦船が2隻ならんで、航行していたとします。 そこに米国艦船が攻撃を

 受けたとします。 自衛艦が傍観しているだけで米艦を助けないなら、そんなのは、同盟はなりたち

 ませんよ、」


これを聞いたら、「そうだな、助けないといけないな」と思うかもしれない。


そして集団的自衛権を認めるべきだ、と思うかもしれない。


でも、これは少し飛躍している。


並んで航行している艦船が攻撃されたら、「次に攻撃されるのは自艦」という危険があるので、

個別の自衛権の延長で、対応できるかもしれない。


集団的自衛権を認める、という例として使うのに適切なのは、例えば、

「フィリピンが領海紛争で、中国と交戦状態になった時、日本が自国への攻撃と見做して、中国と戦争をする」 という事だ。


こういう関係は、今、憲法上制限されていると考えられているけど、集団的自衛権を認めるということは、

日本とフィリピンがこういう関係になる、ということを認めるということ。


並んでいる艦艇への攻撃にどう対応できるか、という問題以上に深い問題を含んでいる。



安倍総裁は、そういう事は百も承知で、でも、集団的自衛権の説明をする時に、「並んで航海している艦艇」の例を使っている。


こういうところに、危うさを感じる。


国民には、テキトウに説明しておこう、ということだろうか?