Google副社長がYahoo!のCEOに就任して、本格始動してから、約半年。

インタビューで応えていた通り、モバイル企業を矢つぎ早に買収していますね。

昨年のStampedと、5日前に買収を発表したJybeに続いて3社目だけど、今度は額が違う。




今回の創業者は、まだ17歳の高校生だけど、こんなに多額のお金が手にできるところが凄い。(既に大手投資家から資金提供を受けていたようだけど。)

モバイル向けのニュース・リーダーのアプリを開発した会社らしい。
基本の技術は、彼が15歳の時に開発したらしい。

アプリ開発の凄いところは、年齢は関係ない、というところでしょう。


本人は、手にしたお金で、「Nikeのスニカーとパソコンを買って、残りは貯金する」と言っているらしいけど、そこが、まだ17歳って感じで良いですね。


Yahoo!の新CEO マリッサ・メイヤーは、億ドル・レベルの企業買収も示唆しているから、まだ買収があるかもしれない。



2010年に、Princeton大学で行われたJeff Bezosの卒業式に、翻訳を付けてUpしました。

卒業式のスピーチというと、Stanford Univで2005年にSteve Jobsがしたスピーチは
あまりに有名で、感動的です。 社会に出るにあたってこれも見て欲しいのですが。。。。

一方で、Jeff Bezosのは、味のある内容のスピーチという感じでしょうか?

彼の少年の日の思い出を織り交ぜながら、新しく社会人として巣立つ卒業生に送った
メッセージは、"You Are What You Choose.(貴方は、あなたが選択したものである)"
というものです。





学生と社会人の大きな違いは、向かいあう問題の違いです。

学生の向き合う問題には、「正しい」/「間違っている」が必ずあります。
正しい解答がどれだけ出来たかで、成績が決まったり、優秀かどうかが判断されます。

一方で、社会人として皆さんが向きあう問題には、かならずしも
「正しい」とか「間違っている」という、解答がありません。

社会人1年目、2年目は、新しい環境になれる為に全力を尽くさなければいけませんが、
その後に、かならず、問題に出会います。

例えば、Jeff Bezos風に言うなら、

・貴方は結婚しますか? しませんか?

・するとすれば、何歳でしますか?

・子供をもちますか? もちませんか?

・子供ができたら、どれくらいの時間を、家族の為に使いますか?

・住む場所を変えますか? 変えませんか?

・自宅を買いますか? 借家にしますか?

時間がたつと、

・転職しますか? ずっと同じ会社に勤めますか?

・転職するならいくつでしますか?


どの問題にしても、どちらをとったら正解で、どちらをとったら不正解、という問題では
ありません。

でも、貴方なりの「選択・決断」をしていかなければいけない問題です。

そして、どちらを選択したかで、かならず人生は変わってきます。

一つ一つは、そんなに他人と違わなくても、積み重なると、それは他の人とは大きく違った
貴方なりの人生ということになります。

Jeffは、その大切さをスピーチの中で、訥々と語っています。

学校を卒業して、新しく社会にでられる皆さん、
おめでとう。

これからが、本当の皆さんの人生の始まりです。

一つ一つの選択を大切にして、貴方なりの素敵な人生を綴ってください。

In the end, you're what you choose.


低迷するYahoo!を復活させるため、当時Googleの副社長で、プロダクト部門の責任者であったマリッサ・メイヤーがヘッドハントされたのが、2012年の7月。

ただ、1975年生まれの彼女は、当時妊娠していたので、出産とマタニティー・リーブの為、本格的に活動を開始したのが、去年の秋だった。


これが、当時の社長就任後、初めてのインタビュー(2012年10月)。 このインタビューの中で、彼女は

" I want to make Yahoo! the absolute best place to work! (私は、Yahoo!を一番、働き易いところにしたいわ)"

と何度も言っている。 


それは、才能のある技術者を会社に惹きつけておく為にも必要なのだそうだ。





ところが、先々週、マリッサは突然、Yahoo!社員の在宅勤務を禁止する指示を人事部から出したから、全米で大騒ぎになった。


日本でも少しずつ、多様な働き方を推進する為の方法として、在宅勤務を認める企業が増えているが、先進的であるはずのアメリカの、それも在宅勤務を認める企業が多いIT企業で、突然、在宅勤務の禁止の指示が出たのだから、功罪の議論が百出するのも当然だ。



ところで、アメリカで在宅勤務者の全労働者に占める割合は、2.9%なのだそうだ。IT企業に限ると、これが17%に跳ね上がるが、それでも、思ったより少ないのではないだろうか?


勿論、困るのは、育児などの出勤が難しい家庭の事情がある社員で、不満が爆発した。


でも、マリッサも、そういう不満が多く出ることは、当然、事前に予想していただろう。


実際、彼女が副社長をしていた、Googleでは、一定の条件で、やはり在宅勤務を認めているし、リモート環境で仕事をすることに、彼女もとても慣れている。


批判を承知の上で、在宅勤務を禁止したのは、それでも、1つの場所で一体感をもって働くことが、技術と環境の変化の早い業界で勝ち抜くために、どうしても、しなくてはならない事なのだそうだ。


ベンチャー企業が成功するのは、皆が小さいところで、1つの方向に向かって懸命に働くからで
そういう雰囲気を、老舗のYahoo!にも、作り出したいのだろう、と言われている。


先々週に発表した際には、圧倒的に批判が多かったが、今は、支持する意見と半々程度だろうか?


何れにしても、経営者とその方針の評価は、数字によって決まるし、批判が出ることは百も承知で、必要だと思う方針を、どんどん出す彼女には、やはり経営者としての経験を感じる。

既に、人事評価制度は変えたのだそうだ。旧来、業績と人材のポテンシャルで年1回の評価だったのを、業績による評価だけに変えて、四半期に1回評価するらしい。




マリッサは、Yahoo!復活の為に、既に企業買収や、新しいモバイル・サービスの開発を宣言しているから、やはり目が離せない。