フランチャコルタパーティーの翌日。

チェックアウトしたらその足ですぐ近所のお蕎麦屋さんへ!

 

 

 

 

ささくらです。

 

 

 

オープン5分前ぐらいに着きましたがすぐ満席になり、

その後は行列が出来てました。

 

1巡目に入れて良かった。

 

 

 

そば三昧を注文。

 

長野の佐久、小諸産のそば粉を

自家製粉、製麺したお蕎麦。

 

 

 

 

香ばしいくるみだれと

 

 

とろろ

他にざるつゆ

 

 

3種類のお味が楽しめます。

 

 

お蕎麦ってだいたい見るとどんなか分かりますよね。

こちらのお蕎麦の姿の良さ!

喉越しがとても良い私好みなお蕎麦でした。

 

おつゆは濃いめかな。

さすが信州!くるみだれ最高です✨

 

信州産くるみ、なかなか売ってませんでしたが

道の駅には売ってました!

 

 

 

お酒を飲んだ後はお出汁が飲みたい私。

お蕎麦はぴったりでした!

 

 

 

 

 

 

その後は皆はアウトレットへ。

 

私は葉山のマリーナサンセットのパーティーから続きで来てるので

これ以上疲れるとダウンしそうなので

どうしても行きたかった安東美術館へ行きました。

 

 

 

 
実業家安東泰志と恵夫人が長年蒐集し、
自邸に飾って慈しんできた藤田嗣治の作品約180点を
所蔵した美術館です。
 
 
 
 
レオナール藤田は1920年代からパリに拠点を置き、
戦前戦後の激動の時代を生き抜いた
フランスのエコール・ド・パリで最も成功した日本人画家です。
 
 
 
画像お借りしました。
 
この絵が有名ですね。
 

画像お借りしました。

猫と少女はよく描かれたモチーフ

 

 

 

 

まずはこちらでサービスのお茶を飲みながら

フジタの生涯などの説明の映像を見ます。

 

 

 

 

猫足の美しいピアノ。

 

 

 

 
階段を上がり
ここからが美術館です。
 

 

 

 
自画像。
 
実は藤田家の一族の方がうちの大学生の恩師なのですが
お顔がそっくり笑
 
先生、貴族のような方だったのだけど
レオナールの略歴を見て
なるほどうなづけました。
 
父親は森鴎外の後任で陸軍軍医総監だった方。
とても立派なお家の方だったようです。
じゃなきゃ1920年代にフランスへ留学出来ませんよね。
 
画像お借りしました。
 
戦前にこんなおしゃれな日本人、他にいたでしょうか。
 
 

 

 

 

 

フジタといえばこの乳白色の裸体。

長い年月をかけたどり着いたこの表現は

多くの画家がひしめくパリで一躍脚光を浴びます。

 

柔らかで触れるとへこみそうな皮膚、

よく見ると眉毛の1本1本、まつ毛までとても繊細に描かれています。

 

 

 

 

 
戦時中は日本へ帰国し
戦争画家をしていたそう。
 
軍医総監の家系に生まれ
軍隊にも入らず医者にもならなかったフジタ。
 
絵を描く事で軍に貢献出来
父への顔向けも出来
誇りに思ったのではないでしょうか。
 
 
力強いタッチ。
フランスの乳白色の少女たちとは全くの別物です。
 
写実的な完璧な絵が描けるからこそ
その上にあの繊細で不思議な乳白色の絵が描けるのです。
 

 

 

しかし戦後、戦争協力者として批判され

日本の画壇からも地位を奪われます。

 

そしてフジタは日本を捨て、フランスへ戻る事を決心します。

 

 

 

 

 

 

フランス、ランスのシャンパンメーカー、マムの敷地内の平和の聖母礼拝堂

 

 

 

まるで聖堂のような空間で見るマリア様

 

 

ランスの礼拝堂は晩年藤田が設計から壁画、

ステンドグラスまで全て手掛けた最後の大仕事。

 

 

アジア人男性は欧米人女性に見向きもされない事が多い中、

フジタは次々と女性が現れては別れてを繰り返します。

 

財力もすごかったろうけれど、

人としてもとても魅力的だったのでしょう。

 

最後の生涯の伴侶は日本人でした。

藤田夫妻はここに眠っています。

 

 

 

ランスへ行った時に見にいきたかった!

 

20代の私にはそこまでの知識も無かったので、

色々見逃していると思います🥲

残念すぎる。

 

 

 

 

 

 

赤い部屋にはヨーロッパならではのデコラティブな額縁に縁取られたフジタの絵が。

 

 

彼の絵は唯一無二。

猫のような眼をしたおでこの丸い少女たち。

不思議な魅力があります。

 

 

 

 

 

 

 
美しいお部屋です。
 

 

 

 
展示の仕方もとても素敵な美術館でした。
 
お客様は殆どが別荘族の上品なおばあちゃま達。
お友達と見に来てる方が殆どでした。
 
あまりお客さんもいなくてゆっくりじっくりと見る事が出来ました。
 
 

 

 

 

これは広尾に行った時の写真
 
広尾にめちゃめちゃ美味しい紹介制のきのこ鍋屋さんがあるのですが
友達はその軽井沢のお店で夜ご飯を食べ、
バルマンで一杯飲んで帰ったみたい。
 
 
 
夜遅くまでいるのは今の体調の私には無理。
美術館の後お茶をして
ここでさよならして一足お先に新幹線に乗って帰りました。
 
結局翌日寝込みました
 
 
 
 
 
この翌週から私は関西通いが始まりました。
本当に移動が多い夏でした!