以前は、どこかに出かけると”職場や友人知人にお土産を買って帰る”ということをあたりまえのように思っていました。
それは、”お世話になっている方にお中元やお歳暮を贈る”とか、”身近なお世話になっている方にたとえ義理チョコであってもバレンタインデーにはチョコレートを贈り、ホワイトディーにはお返しのお菓子をいただく”などという習慣があたりまえであった時代の名残のような気がします。
でも、かつての職場ですら”虚礼廃止”という時代の流れによって、そういった義理での贈答品(ギフト)は形を変え、無くなっていっていました。
それでも、どこかに出かけた際に、”お土産”を買いたいと思ってしまう相手がいたり、届けたい想いが残っていることがあります。
たとえば昔、ディズニーランドでお土産にクッキーやバームクーヘンを買おうとすると製造元は神戸に本社がある「ユーハイム」だったりすることがありました。
”その地域ならではの特産品”としてのお土産というのならば何かが違う気がするけれど、美味しさには間違いのないクッキーやバームクーヘンがディズニー仕様のデザインの商品となって、夢あふれるパッケージに包まれて、その場所で売っているからこそ、美味しさに+αの価値が加わってよりありがたみのあるお土産品に感じることが出来るため、自分なりの記念のためやそんな想いを共有して一緒に味わってもらいたい相手には購入したいという気持ち。
「同じメーカーのクッキーやバームクーヘンを近くのデパ地下等で購入できるだろうけれど、これには特別な思い出がこもっているから、お土産としてあなたに届けたい。」という想いの+αがあることの大切さを感じさせてくれること。
最近では、なんとなく、そんなことを考えています。
観光旅行先では、もちろん、いわゆるお土産物屋さんにも立ち寄りますが、地元の産直市場とか、ご当地の有名メーカーの直売店や工場直売所とか、地元スーパーのご当地ものコーナーだとか、そういったところでおもしろいと思うものをまずは自分自身のためのお土産に選び、同じものをお土産として渡したい人がいるかどうかを考えて、購入するようになりました。
そんなふうにしていると、その地元の有名なお土産菓子を製造しているメーカーの工場直売店で、他の地域から依頼されて、内容をその地域のものにアレンジしたり、パッケージを工夫したりして、製造元として卸している商品に出会ったりもします。
そういう商品に、おもしろさを感じるようにもなりました。
OEM(Original Equipment Manufacturing)として受ける側の製造元と、PB(プライベートブランド)として販売される商品との関係性のように。
そういえば、もうすぐホワイトディ。
主人にいただいたチョコレート のお返しは、今週末中に手配しておかないといけません。
ドラえもんがお好きな方には、👇を検討中です。
そして私も、👇の購入を検討中です。
<昨年の今日の記録より>
昨年の今日、「娘のお土産」について綴っていましたが、この時の感想もまた、”その商品自体ではなく、渡された相手からの想いが大切だ”ということでしたね。
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