行き遅れのつぶやき… -27ページ目

ポルトガル旅行記⑤続き

さてさて、バスはナザレに向かってひた走る。

ナザレが近付くに連れ、テンション高めでルンルン(古い)していた私に、急に現実が襲ってきた。
そう。今日の宿がないのだ。
まあね。そうは言ってもシーズンオフ。いつの間にやらバスにも7人しかいなくなっちゃったし。しかも観光客っぽいの、私位だしぃ~。

景色が段々、白壁の家が立ち並ぶ様になり、海が見えてきてナザレに到着!
バスを降りて、さてどうしよう。とりあえずインフォメーションセンターに行くか!とガイドブック片手に歩きだそうとしたところ、バスターミナルの向かいの店から出て来たおばあちゃんが何やら私にポルトガル語で大きな声で話し掛けてくる。えっ?なんか私変なことした?????と、一人パニクっていると、その可愛らしいおばあちゃんが私の手を引き、出て来た店の隣の看板を指さした。
ペンサオン。
なるほどね。民宿のおばあちゃんか。私を勧誘してるのね。
よし。部屋を見せて貰おうと中に入る。

そこはまるでマンションの1室の様な立派な部屋だった。ベッドルームが2つにキッチンとバスルーム。2DKだ。ハッキリ言って、一人にはかなりデカイが、値段を聞くと、おばあちゃんは紙に40と書いた。
40ユーロか。高いな………。
私は英語が解らないおばあちゃんに、ゼスチャーで、ムリムリと伝えた。するとおばあちゃんは、直ぐさま35と書き直した。…………下がるんか~い!と心の中で突っ込んだあと、30は?と指で伝えると、おばあちゃんはノン!と返してきた。そこで私はバックを持って出て行こうとすると、焦ったおばあちゃんは、直ぐさま30と紙に書いて私に突き付けてきた。
………契約成立!
即日現金払いで、30ユーロを渡す。
そして、おばあちゃんは、部屋の鍵とペンサオンの入口の鍵を渡し、閉めかたと開けかたを私に教えて、『じゃあね~』と去って行った。

部屋はハッキリ言って、ものすごく綺麗で清潔。タオルがソファーに10枚くらい置かれている(笑)家庭用大型冷蔵庫やアイロン、オーブンなどもあり、長期滞在型なのだろう。バスターミナルは目の前で、便利。
これはかなりオススメ宿だ!
宿も決まった事だし、どれ、早速観光しよう(^^)v
まずは明日のバスを調べなければ。
明日は北部にある、ポルトガル第2の都市、ポルトに行きたいと思っている。
バスターミナルでおじさんに聞くと、ポルト行きのバスは存在し、時刻表をくれた。
一安心(^^;

ポルトガル旅行記⑤

ポルトガル滞在4日目。今日もリスボンは大快晴!
ホテルミラパルケの朝食は良かった!暖かいスクランブルエッグとソーセージもあった。
今日は冒険する日なので、いつランチを食べれるか解らないので、ひたすら気持ち悪くなるほど食べた。
それにしても良いホテルだった。最初からここにすれば良かった。
最終日も予約しているので、楽しみ。

さて本日の予定は、リスボンから鉄道で2時間位の所にあるナザレという街に行くつもり。
長距離バスもあって、少しお安いので、バスで行く事にした。

時間はもちろん解らない。ガイドブックには、1日4~5便とある。
う~む。1本逃すと、すごく待たされそうだなと思いつつ、悩んでも仕方ないので、とりあえず行ってみる事に。

チェックアウト時に、あさっても泊まるからスーツケースを預かってくれと頼むと、『ノープロブレム!』との有り難いお答え。当たり前の事なのかもしれないが、一人旅で不安な日々を過ごしていると、些細な出来事にものすごく癒される。

かくして、小さなバックに2泊分の荷物を詰めて出発。

バスターミナルはリスボンの北のセッテリオスターミナル。地下鉄ブルーラインのジャルディンズロジコという動物園のある。しかしこれがまたわかりにくい。とにかく地上に出て、人に聞くべし!私は運よくお巡りさんに遭遇し、道を聞いたが、それでも解りづらかった………。

やっとの事で到達。
時刻は9時50分。
早速チケット売場に行く。受付のお姉ちゃんに、ナザレに行きたいと主張すると、なんと10時発だと言う。あと10分!!!なんて運がいいのだろう(^∀^)ノ
これもひとえに私の日頃の行いが良いせいである♪♪
料金は9.5ユーロ。やはり値上がりしている。途中でいくつかの街をよりながら、コインブラも寄りながら、2時間の旅だ。

急いでバスに乗り込む。
何やらチケットには座席の番号が書いてあるが、みんな好き勝手な席に座っているので、私も適当に座る。
全部で10人位で、バス内はガラガラだった。
なかなか綺麗なバスで、快適に過ごせそうだ。
しかしいくら値上がりしていても2時間で1300円位とは、いやはや安いな~と感服。

バスは定刻とおりに出発した。

ハイウェイをひた走り、周りの景色に夢中になり、時間はあっという間に過ぎる。
途中のコインブラは、やはり素敵な街並だった。くそぅ~。時間があったら、来てみたい街だったのに~(>_<)

ポルトガル旅行記④続き

ホテルでちょっぴり休んだあと、夕食へ。

この日は、行きたい店があった。
ガイドブックや、どなたかのブログでも紹介されていた、『セクーラス』というお店。

値段も手軽で、味もよし、更に高台にあるらしく、景色もイイらしい。

いってみよう(いかりや風)!

店は、ロシオ駅の裏の階段の途中にある。この階段は、何軒かの店がひしめいていて、それぞれ客引きが立っている。

セクーラスはすぐに見つかった。



が。しかし。
客引きしないのである。腑に落ちないながらも、自分から売込に行った……。
外で食べたいと主張し、階段の踊り場にあつらえられた、テーブルに着く。
またまた、ヴィーニョベルデのハーフボトルと、マリシュコのスープ(海鮮スープ)、あと魚は生しか食べれない私が、バカリャウのボイル(干しダラのボイル)を頼んだ。
先にきたワインでチビリチビリやりながら、このお兄ちゃんの客引きの様子を見る事になる……。
観光客は通るのだが、なぜだか客引きに熱心ではない。ほとんどしない。一応、建前上声はかけるのだがアッサリ引き下がる。隣の店は熱心な兄ちゃんなので、吸い込まれる様に客が入る。

(そうじゃない!)
(もう一声!)
(あの迷ってる観光客を引きずり込め!)

などの私の心の叫びなど露知らず、彼は動かない……。

そうこうするうちに料理がきたので、食べはじめたが、私の心配は食べ終わるまで続いた……。

フォローのする訳ではないが、値段も全部で13ユーロ、味もまあまあ。
来年もこの店は存在しているのだろうか…。