今まで4回「もったいない」について記事を書いてきました。
「日本文化」と「もったいない」ですが、日本文化と言っても様々な物が有り、継承の形によっては同じ物でも全く違う物になったりしているものも有ります。
その中でも「もったいない」と言う事を理解して貰った上で伝えたことがあるのですが、それが「食」に関するもったいないなのです。
まずは試しに、日本と西洋の食器について比べてみましょう。
日本 西洋
食事道具 箸 スプーン・フォーク・ナイフ
皿 四角 丸
吸い物(スープ) お椀 丸皿各種もしくはボウル
とりわけ道具 お玉・さいばし レードル・串・ナイフ
いろいろありますが、大まかにこの4つに分けさせて頂きました。
まずは「お皿」についてです。
西洋ではいわゆるコース料理というスタイルがあったり、家族で大皿に盛った物を取り分けて食べるという風習も強くあります。
特に肉が割合多く、平たく盛りつけしたり、中央にタワーが立つような盛り方が美しいとされていました。
会食というスタイルもあり、どの方向からでも見栄えが良くなるように丸皿が主流になったという説もあります。
その為に丸皿で、食べる物に合わせて道具を選ぶというスタイルになったと言われています。
もちろん日本には各地に独自とも言えるコース形式の和食は沢山あります。
しかし元々の日本の料理としては、御膳料理や懐石料理の様に一度に出される物が特に有名かと思います。
これらは1つのミニテーブルのような「卓」の上に全ての料理を乗せる為に、場所を上手に使うように四角いさらになったとも言われています。
お昼の定食とかになると、ランチまとめてがお盆の上にのって、1回で出てくるという形がありますね。
実はこれは日本の御膳料理などの名残なのです、意外と身近に潜んでる日本独自の文化ですね。
西洋でも日本でも、お皿は金物以外は陶磁器が主流ではありました。
その中でも四角いお皿は作るのが困難で、16世紀頃になって始めて登場したと言われています。
平安時代とかまで戻っちゃうと、日本も丸皿が多かったのは事実です。
そして「道具」と「お椀・スープ皿」についてです。
実は日本には、お隣中国ではおなじみの「レンゲ」という物すらありませんでした。
実は全ての物はお箸一本で食べていたのです。
そしてそこに登場するのが「お椀」と「お茶碗」です。
「お椀」は一人一人に配られる物で、直接口を付けて吸い物や味噌汁等の汁物を飲むようになっています。
汁物は全てこのお椀に入れるために、スプーンという物とスープ皿という物が合体していたので、新たに別にレンゲのような道具が不要な食事スタイルになっています。
そしてお茶碗とは名前の通り、中国から伝来してきたときは、高価なお茶を楽しむときに使われる高価で特別な器、だったのです。
それが陶磁器の器が一般的になってきた鎌倉時代頃から、陶磁器のお椀を総じて茶碗と呼ぶようになったのです。
その中でも特に食事に使われることが多かったため、飯を入れる道具として「お茶碗」の名前が定着していったと言われています。
大事なのはこの「2つの食器の使い方」なんです。
日本人として、食事の風習として「犬食いするな」と言うような物を聞いたことや言われたことは無いでしょうか?
これは、おかずなども落としても大丈夫な様に「お茶碗」を持ったり、「お椀」なので汁物も特にこぼれることなく口に運ぶことができるため、「礼」以外で身体を傾けることを良くないと厳しく教育されてきた日本ならでわとも言えるのではないでしょうか?
逆に西洋であれば、スープ皿も置いたままスプーンですくって飲むために、顔を近づけて飲むというのがマナーとしても正しいとされています。
今の日本の食事は和洋折衷色々ありまして、食事の文化が曖昧になりマナーも乱れがちです。
日本は世界でも珍しい独自の「食文化」を持っているというのに、それを失ってしまうなんてなんて「もったいない」!!
そしてマナーも中途半端なため、親となり教える側になった時教えきれない・・・・・なんてことになってませんか?
マナーや食事の基準が根底から違うので、どっちからも何か適当に良いとこ取りして・・・・とかは無理でしょうね。
皆さんは、日本に生まれたとして「日本」や「日本の食」を自慢できますか?
「日本」って凄いんだ! っていうのを「明確」に説明できますか?
皆様の「何か」に気付くチャンスになればと思います。
文章のみで読みにくい記事となってしまっていますが、ここまできっちり読んでくれていたら感謝です!!
あっ、ここは「命と健康を考える農家」のブログですよ?
その為に役立つなら何だって書いちゃいます♪
