日経13面:東電、今期最終黒字の公算


元バイサイド(B);今日のお題は東電ですか。うーん、ツカミであまり面白い事が思い浮かばないから(笑)、投資判断に行っちゃいます。買いだと思います(最終判断は投資家御自身で!)。ただ、正直言って、このブログは売りか買いかの二者択一だから買いにしてるけど、証券会社の株式レーティング流にBuy、Sell、Holdの三つがあるのならHoldかな。と言うか、今の時点ではあまり興味がない(失礼!)銘柄。


元セルサイド(S);そんなこと言うなや~(笑)。東電も一所懸命やってんねんでー。もちょっと暖かい目でサポートしてよん。ということで、早速僕も投資判断を。僕は売りでございます(最終判断は投資家御自身でね♪)。


B;えっ? 暖かい目で見ろってたった今言ったその口でいきなり「売り」???


S;へい。Bの言うとおりここでは売りか買いかのどっちかやから売りでおます。証券会社のレーティング的には確かにHoldやねんけど、どっちやねんっつーたら、売り♪


B;相変わらず無茶苦茶だねー。こういうタイプのドSの部下だった人は可哀想だなーって思うよ(笑)。僕が買いにしたのは、株価の絶対水準として、下値はもう限られてると思うから。過去10年見ても、2,000円そこそこがボトム水準。原発再開して利益改善方向なら、配当も前期の60円から減るとは考えられないので、株価が下に行く事はあまりないかなと。 


その一方で興味がないと言ったのは、あまり大きく上昇する可能性も少ないと思うから。この銘柄が大きく上昇する時は、何かテーマが必要だと思う。古くは、80年代後半バブル相場のトリプル安メリット(懐かし~い、若い読者さんは分かるかな(笑)?)、最近では、2003年から2007年にかけての自由化・増配競争。今は、そんなテーマはちょっと出てきそうにない。仮に原発フル稼働出来ても、この金融情勢だと、自己資本比率18%の東電は内部留保優先で、増配にまでは踏み切れないでしょう


S;にゃるほどにゃるほど。まったく異論はなし。僕的には、その理屈で考えるとつまり上がらないだろうから、持ってても意味ない。じゃ、売っちゃえと(笑)。それに電源開発に対するTCIの敗退もあって(ま、これがいいことだったのか悪いことだったのかの議論は無限にできるけど、ここでは敢えてしません)、電力事業、ひいては公益事業が大きく変わるきっかけはしばらくもうないだろうってのも、カタリスト不足な感じだし。逆に、原子力はうまくいって当たり前、トラブルと大変ってシロモノだから、リスクの方が大きいって感じなんだよなー。


B;そうなんだよね。それだったら、叩き売られて安値水準にあって、景気が底入れしたら利益が大きく回復する銘柄を仕込んでおく方がよっぽどいい。今の株式市場には、そういう銘柄はまだ結構多いと思う。まあ、確かに、いつ景気の底入れがあるのか、という問題はあるけど。でも、こういう時こそ、個人が強いんじゃないかな。機関投資家は四半期の運用成績でお客さんから評価されるから、長い目で見て安いと分かってても、回復のタイミングを見ながらじゃないと買えない。で、本当にそういう回復が来た時には、株価はある程度上昇しちゃってる。だから、WBCのイチローの様に(笑)、一番おいしいところを持って行けるのは個人投資家だと思う。


S;うん。こういう局面はBuy and Hold(長期の買い持ち戦略)が機能すると思う。逆に、四半期で結果出さないといけない機関投資家はきつい。NYにいる友達(アメリカ人ね)のヘッジファンドもついに解散になったって、先日メール来てた。NYでは例のマドフ・ファンド・スキャンダルがまだ尾を引いてるって。


B;ということで、お題が東電(トーデン)だけに、トーゼンの話に終わってしまいました。お後がよろしいようで~(笑)。


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