プタリのネパールレポート | Putali Cafe(プタリカフェ)店長「プタリ」のさすらい日記

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東池袋にある
カレーとネパール料理店
Putali Cafe
(プタリ カフェ)
店長のブログです♪

みんな、ナマステ!

 

プタリだよ♪

 

 

今回はネパールのお話

 

コロナ禍で、全体主義国家・中国の隠ぺい体質や恐ろしさが判明しても

中国に近づいていくネパールについて書くよ

 

まず、一言注意

ここでいう「中国」とは「中国共産党」を指すよ

中国人民への批判ではありません。

 

 

ここで写真入れとこ

(ブログのサムネ用)

 ↑ インドに近い街ジャナクプル、 ネパールとは雰囲気がかなり違う

 

 

インドに関するニュースって、ほとんど日本では報道されないよね?

ましてや、インドと国境を接している小国のネパールなんて尚更

 

Twitterでたまにチベット系のアカウントから

ネパールのニュースが流れてくる(チベット自治区はネパールと国境を接している)ので

たまにチェックしているのだけど…

かなり不味いことになっているのよね

 

一番気になった記事をプタリなりに頑張って翻訳してみたよ

(ネパール関係で日本語の記事はゼロに近い(´;ω;`))

 

関心のない方は読むのしんどいと思うので

 

ふっとばして、下の要約だけでも読んでいただければ嬉しいな♪

 

以下、翻訳記事

 

 

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中国、ネパール政府における(中国)支持者の人脈を構築

 

Global Watch Analysis のRoland Jacquardによると、在ネパール中国大使館は、ネパールの利益を犠牲にしても、中国の入札を支持するであろう人脈を、徐々に、確実に構築している。

 

大使館から請け負った正規の仕事という名目の下に、手当ては彼らに頻繁に支給される。

 

とりわけ経済的に脆弱な国々の政治エリートを腐敗させ、北京の利益として奪取するための中国の戦略と分析している。

 

 

与党であるNCP(ネパール共産党)メンバーであり、ネパール・インド関係の研究論文によりKPオリ現首相の外交顧問となった、ラジャン・バッタライ(Rajan Bhattarai)と在ネパール中国大使館が、150万ルピー(日本円で140万円くらい【2020年9月現在】)の契約を結んでいることに彼は言及した。

 

さらに詳しく言えば、2017年10月にこのプロジェクトが依頼された時、バッタライはネパール・インド関係のEPG(賢人会議)のメンバーであり、ネパール政策研究所の所長を務めていた。上記の契約に基づき、彼がプロジェクトを監督するのと同時に、バッタライの妻(Geeta Gautam)はプロジェクトコーディネーターを務めた。

 

そして、任務の為の資金はナビル銀行(ネパールの商業銀行)のバッタライの口座に支払われたと言われている。

 

中国は、この金融取引によりNCPの上級幹部を雇用すると同時に、インドに対するネパールの政策の理解を深めたため「相互利益のある合意(つまりウィン・ウィンな関係)」と呼ぶだろう。

 

バッタライは、2018円11月にオリ首相により外交顧問として任命後も、カトマンズ駐在の中国外交官である李英秋(Li Yingqiu)との接触を維持し続けた。

 

しかしながら、彼の任命に中国が影響を及ぼしたかどうかは、憶測に過ぎないとJacquardは述べた。

 

また、中国との取引関係を確立したとされているネパールの首相官邸(その上級顧問も含む)には、民族自決 と国家主権に関して、深刻な懸念が残ると言う。

 

 

China building network of loyalist in Nepal's goverment. TibetanReview.

https://www.tibetanreview.net/china-building-network-of-loyalists-in-nepals-government/(accessed 2020_09_02).

 

原文長いから、要約したサイトから翻訳したよ

(・ω・)ナマケモノ

 

【原文はこちら↓】

Jacquard, Roland.  Nepal: The new China’s satellite state. Global Watch Analysis. https://global-watch-analysis.com/nepal-le-nouvel-etat-satellite-de-chine/?lang=en (accessed 2020_09_08).

 

 

原文に貼ってあった↓

 

 

 

記事から一言…

 

この事例も氷山の一角で、どんだけのネパリ政治家がチャイナマネーやハニトラに引っかかっているの…?

 

要するに…

シンプルに言ってしまうと

 

★チャイナマネーで政治家を腐敗させ、親中にし、文化的・歴史的に繋がりの深いインド・ネパール関係に楔を打ち込んでやろう!

 

★中国主導でインフラ整備し、借金漬けにし、それにつけこんで脅し、(中国にとって利益となる)いろんなもの奪い取ろう!

 

というヤクザまがいの行為を中国共産党が仕掛けている

 

ということ

 

これは

東南アジアや南アジア、アフリカなどの国力の低い国に対して

中国がよく使う手法


 

2017年5月にネパールは「一帯一路」

(中国主導のアジア・中東・欧州・アフリカ大陸にまたがる巨大経済圏構想)

 

協力する意を示し、合意文書を交わした

 

2019年10月には習近平が初訪ネ(国家主席として23年ぶり)し

560億ルピーを支援する方針を表明

 

上の事例にあるように、競争入札ではないし

中国(国営)企業に利益が行くようなしくみになっているので

借金、どうやっても最貧国のネパールが返せるわけないよね?

 

実際に、債務を返済できなかったスリランカは

借金のカタとしてハンバントタ港を中国に乗っ取られていて

(99年間港湾運営権中国企業に貸し出す契約)

軍事利用される懸念もある

 

つまり

「一帯一路」構想は「ウイン・ウイン」などではなく

 

中国の覇権主義戦略…

「新植民地主義」ともいわれている

 

 

まずは政財界から

買収してコントロール下に置くのが定番

 

ちなみに、政治家を籠絡させる方法として

チャイナマネーやハニートラップの他にも

寂しい政治家に

中国で名誉を与えて(ちやほやして)

親中派にするというやり方もあるみたい( ̄д ̄)

 

目に見えない戦争はもう始まっているのよ

 

 

今までは、ネパールの北方(中国【チベット自治区】との国境)は

地政学的に山が自然の要塞となっており

侵入を防げていたが

 

チベットから鉄道や道路が伸びてきたら

どうなる?( ゚Д゚)

 

ネパールは中国の力を使ってでも経済発展したいのかもしれないけど

危うさしか感じない

 

どうにかインドと協力できないものか?

 

でも…インドはネパールを属国としか思っていないふしがあるのよね

 

対中政策として、そしてインドの国益ため

国際社会の安定と繁栄のためにも

ネパールと手を携えて欲しいものだわ

 

 

プタリが一番心配なのは

ネパールが第2のチベットやウィグル、南モンゴルのようになってしまわないか

ということ

 

身近にスタッフがいる分

なおのこと不安だわ

 

ネパール併合されて

中華人民共和国・ネパール自治区

とか…( ̄д ̄)

 

習政権が終われば、またやり方も変わるんだろうけど

「中華思想」は変わらないだろうし

歴史を紐解いてみても

中国が民主化を想像するのも難しい

常に一党独裁…(-"-)

 

 

でも、これは日本にも言えることよね

 

「昨日のチベット、今日の香港、明日の台湾」

明後日は沖縄よ!Σ(・ω・)

 

香港の今の情勢はそれを証明しているわよね

 

 

ただ、日本と異なりネパールは

 

  ・そもそもきちんと民主化できていない

  ・人治国家的

  ・国力が低い

  ・多民族国家なので「ネパール人」として一つにまとまることが困難

   (カーストシステムにより「全民族のパルパテ・ヒンドゥー化【=ネパール化】」として

    ある程度は統合されている)

  ・内陸国なので、海洋国家に比べて経済的に不利

  ・貿易するにしても、コストが高くつき、隣国の政情に左右される

 

 

困難…(◎_◎;)

 

こんな状態で、中国・ネパール間で鉄道や道路開通?

 

ネパールがものすごくズル賢くてしたたかな国なら

二国間から上手くうまみを吸い取れるのかもしれないけど

そうは思えない…

 

どう見ても

 

中国共産党の方が大物ヤクザだし

インドのほうが賢く、がめつい

 

やっぱり日本が賢く強いアジアのリーダーとなって

アジアの開放と独立を牽引すべき?

みんなはどう思う?

 

 

 

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