最初から読む→子宮筋腫・卵巣嚢腫を抱えた私が子宮摘出を決意するまでの話,①【手術を意識したきっかけ-1】
これまでの子宮の状態
・25歳で卵巣嚢腫発見→手術
左右ともに8~10㎝の腫れがあったため
両方とも中身だけ摘出し、卵巣は温存出来た。
・40歳で子宮からの出血が原因の
重度の貧血と診断され
薬の治療が始まり約10年の服用。
・卵巣嚢腫も再発し3~4cmの大きさに。
・1年に数回卵巣、子宮の検診を行う。
筋腫が1~3個増えたり、大きくなったり
現状維持だったりと様々。
・子宮がおへそのあたりまで肥大。
筋腫も数えきれないほど増える。
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ジェノゲストを服用し不正出血で貧血が悪化した私は
「レルミナ」という薬へ変更。
服用し始めます。
レルミナの副作用
・ほてり
・頭痛
・多汗
・更年期症状
・6か月以上は服用できない
(一定期間休止後、再度服用は可能。)
薬を変えたことで出血することは
全くなくなり一安心しものの、
指の関節と足の関節のこわばりを
強く感じるようになりました。
これ、何が大変かというと
寝起きに手足が固くなって
動かすのも痛いし、階段もゆっくりしか降りられないほど足に違和感があるんです。
もう、おばあちゃんみたいな動きです。
起床後、時間がたつと多少よくなりますが、コップを洗うのも、洗濯ものを干す作業も、パソコンの入力も常に地味に痛みが伴うのでかなりのストレスでした。
「なんにもできない…」
そう思うことが増えました。
今思えば
落ち込みやすくなっていたと思います。
これも更年期症状だったのかも。
私の場合、卵巣嚢腫も再発していたので
子宮を小さくする過程で、
卵巣がひっぱられ、ねじれる(茎捻転)可能性を指摘されていました。
特に重いものを持つとおなかが痛くなる傾向にありました。
新しい仕事に就くまで、軽作業のバイトをしていたんですが、その時にほんの一瞬、重いものをもっただけなのに
お腹に痛みが走りかなり焦ったものです。
痛みは数時間収まりませんでした。
万が一、茎捻転を起こして
緊急手術になった場合は、子宮の摘出手術を同時にすることは出来ないとのことだったので、軽作業でのバイトも諦めることにしました。
年齢的にも再就職が難しい年頃。
尚且つ、こんなに簡単なことも出来ないという事実が
「なにも出来ない、ダメな人間」と追い込み、働けない事で自分を責める原因となり、落ち込む日が続きました。
そこで、この状況を打破するには
いつやってくるかわからない閉経を待つよりも、貧血の原因を根絶しなければ解決しない!と気づき
「手術しかない!」
と思えるようになったのです。
とはいえ、子宮を取っちゃえはオッケー!という
簡単な話ではないんですよね。
私が頑なに手術を拒んでいた理由を
次回お伝えしたいと思います。