永楽館初日 | むばたまの夜の衣を返してぞ着る

むばたまの夜の衣を返してぞ着る

~いとせめて恋しきときはむばたまの夜の衣を返してぞ着る~
平安時代の歌人小野小町の歌から。
愛しい人にどうしようもなく会いたくてしかたのないときは、
寝間着を裏返して寝るわ
(寝間着を裏返して寝ると恋しい人の夢を見ることができるという説があったそうで)


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いよいよ永楽館(*^o^*)
他のことは手につかない時期がやって来た爆笑
さわやかな晴天。着物着てても暑くないし寒くもない(^^)
わくわくしながら運転してたら、出石への道を間違えていたけれど笑い泣き

今日の席はセンター。もうちょい前がいいなぁ。

「輝虎配膳」
我當さんから習ったという愛之助さんの輝虎、貫禄があって良い感じ。
吉弥さんの越路の毅然とした佇まいも素敵。
壱くんのお琴弾きながらの訴えもいじらしくて(^^)
そして、千次郎さんと千壽さんががっちりと脇を固めて、それはもう何とも頼もしくて。
立派な御殿の舞台は永楽館には合わないかなと思っていたけれど、こってりとした義太夫狂言が古い小屋にしっくり合っている気がした。

「春重四海波」
これは新作。まだネタバレはしない方がいいね。
愛之助さん、壱くん、吉弥さんはいうまでもなく、折之助さん吉太朗くん愛一郎さん翫政さんが存在感のある芝居をしているのが見てて嬉しい。
吉太朗くんすっかり青年だわびっくり
寿治郎さんのセリフにドキドキ笑い泣きでも、口上で絶好調なのは寿治郎さんかもウインク
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番附には愛之助さんの豪華ピンナップ?がラブ