お宝! | むばたまの夜の衣を返してぞ着る

むばたまの夜の衣を返してぞ着る

~いとせめて恋しきときはむばたまの夜の衣を返してぞ着る~
平安時代の歌人小野小町の歌から。
愛しい人にどうしようもなく会いたくてしかたのないときは、
寝間着を裏返して寝るわ
(寝間着を裏返して寝ると恋しい人の夢を見ることができるという説があったそうで)

姉が昨年末「掃除してたら、こんなん出てきた」と

くれたのが「レプリーク」2003年8月号。



むばたまの夜の衣を返してぞ着る-SN3J08030001.jpg


2003年というと「平成若衆歌舞伎」の頃だ。

記事のタイトルは「片岡愛之助 上方歌舞伎をめぐる旅」

6ページにわたって、愛之助さんが歌舞伎ゆかりの地を訪ねるという企画が興味深い。

「義経千本桜」の惟盛塚や小金吾の墓、そして吉野山、「仮名手本忠臣蔵」の一力茶屋、四条河原、「菅原伝授手習鑑」の道明寺、「女殺油地獄」の道頓堀など・・・。

舞台でのエピソードや歌舞伎に対する思いもたくさん書かれている。

ここで小さいけれども衝撃の(?)写真を発見(笑)

「鳥居前」で逸見藤太を演じる愛之助さんの写真が!


それにつけても、

このころ全くこの方のことを知らなかったことが悔しいあせる





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