太極拳や気功を教えて感じるのは、"念ずれば良い゛"ただ身体を動かしさえすれば良い゛と思って勘違いをしているような人が意外と多いのである。


人生の成功においても、健康になるにおいても、自分で行動し実践していかないと先には進まないし、太極拳を習いに来てもただ口だけ開けてポカンという顔をしていているだけで自分で練習するようにしていかなければ何年経っても上達はしないし、健康なんかならない。


当たり前の事なんだが、意外とそれが解ってない良い歳をした大人が割りと多い。


「お金(月謝)を払っているのだから‥‥」と言う者もいるだろうが、その考えでは他力本願であり、これはネガティブな考えでもあり、習い事を理解してない人間であり、結局は自分では何も出来ないという人間だと自分で認めていると言える。


太極拳に興味がある人は少しはお解りだろうが、世の中には陰と陽から成り立っている。

これは中国古代の思想哲学である。

陰(ネガティブ)と陽(ポジティブ)とは交わらない。


願望実現とか、引き寄せといったものがあるようだが、ただなりたい自分をイメージするだけでは、ガソリンエンジンが無い車に走れと言うのと同じで、余程の事でない限り、達成は難しい。

やはりイメージ(意)+感受性を伴う事が大事。それを意念と言い、その意念という車を走らせるようなガソリン(気)が無いといけない。


宇宙には情報がある。

太極拳の話から脱線するが、阿頼耶識というのがある。

阿頼耶識(アラヤシキ)の「阿頼耶」というのはサンスクリット語であり、その中の「ラヤ」というのは蔵という意味であり、そして「ア」というのを付けておくと貯蔵しておくという意味になる。

「識」は日本語。つまり阿頼耶識というのは物をしまっておく意識、記憶の貯蔵庫みたいなもの。

阿頼耶識というのは今日で言う潜在意識に匹敵するものだが、本当はそれよりもはるかに大きな意味があるのだ。

ここでは阿頼耶識というのは詳しく述べない。興味のある人はこちらを参照して下さい。



今日で言うフロイトが発見した潜在意識といった所だろうか。


宇宙や潜在意識には情報が集まっている。

既に台本といって良いのか過去から未来まであらゆる情報が阿頼耶識に集まっている。


ついでだからお伝えするが、意だけでなく感情を伴わないといけない。

つまり意(思考)というものに感情が加わって始めて始めて"念゛というものが加わる。


「念」というものは思った事に感情がドッキングさせた形になる。


我々が練習している鄭子太極拳では、推手の練習する事も含めて内面からの動きや変化を感じとるトレーニングを重視しており、自分だけでなく相手の情報(攻撃)を読み取る練習をしていく。


思った事が念になると、これは阿頼耶識のプログラムに入りやすくなる。それで記憶する事になる。


「○○したい」とこの念が燃えたら、その念は異熟にはいる。

この入ったものが将来の結果を起こす所の原因体となる。

そしてその熟成が全部終わるとポンと外に出る。だから実を結ぶのです。それを結果と言う。

更に普段から蓄気をしていく事で気というエネルギーガソリンがたくさんあると加速が速くなるのは言うまでもない。

結果というのは原因があって、「因」と「果」を結んで『因果』と言う。

ところが「因」と「果」の間に阿頼耶識があるというのだが、お坊さんの多くは「先祖を供養するように」とか「欲を持ってはいけない」とか言うだけで、阿頼耶識の事は教えてくれない。

この「因」が阿頼耶識に入った時に、将来結果を生ずる為の「縁」が生じたという事です。

因の縁が生じ起きたという事で、「因縁生起」と言う。

そして「縁」と「起きる」という文字で「縁起」と言う。すなわち仏教とは本来は縁議論という事になる。


では縁起は何で起きるかというと、今感情を伴って思った「念」とそれを走らせる気という事である。

それがインプットされ阿頼耶識の中に貯まっていて異熟となる。

太古の中国人は気について深く研究をしてきた。だから優れた太極拳家は気功家は気を練る。


しかしこの阿頼耶識には何ら選択なく無差別に受け入れてしまうという性質があるのだ。

これは重要な事である。

ある仏教の経典には「阿頼耶には感情がなく、論理的な性格も有していない」とある。

例え、本人の身が破滅になろうとも、その結果には躊躇せずその縁起通りの命令に従い、それを実行してしまう。

つまり阿頼耶識には選択する知恵や配慮というものが備わってないのだ。


人間が日常において感情を伴う事は何も自分が望ましいとかやりたい事ばかりとは限らない。

時にはクヨクヨといろんな心配事や悩み事、「そうなって欲しくない事」を感情を込めて考えてしまいます。


いや、この心配事の方が生活において圧倒的に多いのではないだろうか。

すなわち、阿頼耶識に「恐れて起きて欲しくないもの」が入ると阿頼耶識は本当に未来に実現してしまうのだ。例えばだからネガティブな感情ばかり抱いている人はネガティブな事ばかり引き寄せてしまう事になる。そういう人はどんなに努力をしてもどんなに勤勉であっても運が悪くなってしまう。


『因果は同類に従う』をよく知っていく必要があります。

この事を知らずにいて、毎日毎日インプットし続けているのが我々の人生です。

「私は病弱だから駄目な人間だ」とか「恵まれてない」とか「親が悪い」とか「私は正直者だからよく人に利用されている」、「私は才能がないから○○がうまく出来ない」‥こういう考えをよく抱いている人がいる。

そういう人が健康になりたいとか成功したいと願っても、阿頼耶識の方ではそう働いてくれない。


世の中には陰と陽があり、昼と夜があり、健康があって病気がある、成功があって失敗があり、お金持ちと貧乏人がある‥我々にとって利益のある事やない事も含めて世の中には2種類あるのだから。


我々はいい事を願い、暗い感情では打ち消さない限り、必ず成功・健康の方向に向いて歩いていく事になります。


私にはある知り合いがいます。

彼はずっと本を書きたい。だが全然進展しない。

そしてある日彼の友人が出版社に話を持ち込んでくれた。そうすると出版社の人から「こんな素晴らしいものは売れない」「こんな良心的なものでは売れない」と言われ、他にも同じような応えが返ってきました。

そこで彼は仕方ない、自分のものは良いものだが、世の中の人には価値が見出だせないから、これは仕方ないとネクラになってしまったそうだ。

それ以前に彼は座禅をしており、「無に徹せよ!欲を捨てなさい!」と祖師の教えに感動をしており、それが立派な人間だと思い込んだ訳です。

ところがその彼は阿頼耶識論にぶつかったのだ。

「無に徹せよ!欲を捨てよ!」と思いながら、自分の本は出したい、お金も欲しいでは、プラスとマイナスのぶつかり合いで、正に相殺作用となる、これでは願望は叶えられない訳だ。

そこで彼は阿頼耶識にプラスの感情を持って、プラスの事をインプットしようとした。

座禅の時は『無念無想』だとか言われていたが、これからは『有念有想』にしたというのです。

そこでどういうふうに考えたかというと『私の本が売れて、その収入の分厚い札束が手のひらに乗っている』とこういう非常識ないじましい事を念じながら座禅を組んでいたそうだ。頭の中まで見える和尚さんは絶対いないからこれは大丈夫だといって良いのだろう(笑)

こうして彼は座禅を組みながら、自分の虫がいい事ばかり考えていた。

そしてある日興味がある人がいたので自分が書いたものを貸して見せてあげた。その後は彼はすっかり忘れていた。

後日ある出版社の編集部から連絡があり、「原稿を拝見しました」と連絡があったのだ。

その後トントン拍子となり彼はついに自分の本を出したという事である。


この彼の話は一例だが。


フリーメイソンやバラ十字組織という秘密結社の教義に『思考を物質に変える』という言葉がある。

秘密結社等というと何か暗いとか陰謀があると思われがちだが、これらの組織はそれどころか、どうすれば成功していくのかというのを研究する奉仕の団体なのです。

これを詳しく述べるといろいろありキリがないから省くが、少なくても名目上はそうなっている。

これらの秘密教義は要するに人間の深層意識を上手く用いる事で自分の運命を好転させ、多くの利益を得ようとする事をまず第一の目的とする。

アメリカのメンタルサイエンスも全てはここが源になっている。

割愛するが、この中には遠隔テレパシーみたいなものや、対面した人が善意なのか悪意なのかオーラで感じ取るものや、心理操作により着想を有益な物質的実在に変える事が出来るといった事等もある。


超能力というものはいろいろあるのだが、TVや何かで言う超能力というものは何の実質的な利益にならないものなので、馬鹿馬鹿しいというもの。

念力で時間をかけて火を点火するなら、マッチでさっさと点火した方が早いではないか。


しかし人間が欲するものを脳裏に描く事により、その想像画を実際の物事に変える事が出来たなら、こんぬ素晴らしい事はない。

これは人間誰しもが本来持っている能力だという事。


ビジョンを描く時は、呼吸を整えてうっとりとリラックス出来ているかがポイントだ。

それを日常から繰り返していく。そうすると阿頼耶識にポンと入るのだ。


要するにいかに潜在意識(阿頼耶識)に入れてプラスにしていくかが大事。

太極拳といったものは本来は健康体操なんかでなく、武術として人間の潜在意識を引き出す拳法と言える。


例えばもし過去世で悪い事をしたと言われても、皆さんの現世にまで影響を及ぼされることは殆どない筈です。

人が人間として生まれてきた事自体が尊厳のあり、どんな時でも最大限有意義に、意味があるものとして生きていくべきではないだろうか。


意味が無いと自分で思っているから、変な占いや気功師、スピリチュアル等に騙され高額な金額を払う事になるのだ。

 

人というのは、現世で人間に生まれている時点で、例えば、その本人に悪い行いがあったとしても、この世に生まれている時点で、カルマの多くは消化されます。

どうしても消化できない部分が今世に持ち越している。

 

もし、消化できない程の強烈なカルマがある場合は、人として生まれる以前に、現生で生まれ出ることが殆ど叶いません。

その場合は下等な生物として生まれ、何万回・何白万回輪廻転送を繰り返されないといけなく、徳を持ち得た人として生まれ落ちることは困難である。


だから人間として生まれてきた自分に対して信じる事です。

 

万が一、過去世で悪いことを繰り返してきたことで、お祓い・除霊・浄霊をしなさいと言われても、その言葉を鵜呑みにすることは、危険ではないだろうか。

霊能者やスピリチュアルの人とはいえども過去世まで視れない人が殆どだと思います。

 

現世でうまくいかない原因に、過去世のカルマが影響するとしても、そんなに強烈な形で起こることはない筈です。

もし貴方がそれを思い込んでいるのは良くないと思います。

現世での出来事の多くは、現生での考え方、言動、教育等が原因になっていることが殆どだからだ。


これには私は確信がある。

以前当会に通っていた生徒の中で急に網膜剥離で目が悪くなったいう生徒が在籍して練習していた。

その者は最初の頃は素直に私の話を聞いていたが、本人が油断していたのか、元々がそんな人間だったのか、徐々に軽率であり傲慢な性格が現れ始め徒党を組むようになり、破門にした。更にこの者は同じく背信行為をやらかした輩達と組み陰で一緒に更に背信行為を重ね、人に教えるような技術がないのに会を作り生徒に教えるようになった。この種の恥を知らない人種は恥を知らない。今でも東京都北区や埼玉で教えていると聞く。

人の目を誤魔化してばかりでは目の病気になる。


又、自分は全てを知っていると勘違いをして、学ぶ事を忘れてしまった人間が、ずうずうしい生き物になります。

世の中を舐めてしまい、謙虚さを失い、ふてぶてしくなる事から、老化が始まる。


物事を真剣に考えすぎるのは肺が悪くなる。

食べ物に感謝してないと胃が悪くなる。

小さな事にすぐ怒るのは肝臓が悪くなる。

何でも怖がり過ぎるのは腎臓が悪くなる。

目上の人を嫌っていると頭痛が起きる。

目下の人に腹を立てているのは腰が痛くなる。

頑固で頑張り過ぎは癌になる‥。

普段の言動がカルマとなり、病に出る事もあるというものだ。


反省の"省゛とは、『省く』という文字。 

本当の反省とは、振り返って確認して、必要のないものを心の中から捨て去るというポジティブな行為というのを理解して貰いたい。

 

何が正しく、何が間違っているかをしっかりと認識しなければ、皆さんには大きな損失が生まれるだけである。見えない事を鵜呑みにするのは、精神的に弱い者は言われるままに信じまうが、この事は危険であり、身を滅ぼす元になるだけです。

信じる信じないは本人の自由だが、視点が大きく間違っている訳だから、それにより改善される事は決してありません。


それよりも宇宙の蔵(阿頼耶識)を上手く使いなさいという事!


日本で太極拳や気功をやっている者の多くは"気゛とか見えない存在に恋い焦がれる精神的未熟な者が多い。

"気゛等信じても、普段の貴方の日常からの考えや言動を変えていかないと変わる事はありません!


以前からこちらでも伝えているが、太極拳や気功は魔法なんかではありません!


又、「健康になりたい」とか「強くなりたい」と言った目的で通われても、弱い自分を変えていく意志を持ち続けて実践していかなければ、太極拳を習おうと、どんな優れたメソッドを学んだとしても変わるものではない。


先日、なかなか緊張してばかりで引きこもりだから体験したいという30代の男性がいた。

実際彼が体験に来て、当会が教える基本メソッドを教えても、ただ「難しいですね」ばかり連発し、本人が最初に思っていた幻想(?)よりも内面の動きや要訣が難しいと感じたのか(実際当会のYoutube動画を見たら基本動作はシンプルな動きなんだが)、途中で覇気の無い顔色になり、体験前は「家から近いし通える時間帯です。宜しくお願いします!」と言っておきながら、その翌日は「スケジュール的に合わないので通えません」というメールを寄越してきた(呆)

この彼は"リラックス方法゛をただ体験して学べばすぐにリラックスできると勘違いしていた訳だ。

お気づきになられた人もいるだろうが、この彼は体験の時に自分で見えない出来ないという壁を作り「難しい」「難しい」と呟いているうちに阿頼耶識に入ってしまったという事になった訳だ(笑)

日本では健康法として太極拳を紹介されてきたのか、日本で太極拳や気功を習いたい者の中にはこのように"ただリラックスして真似さえすれば出来る゛という甘い認識からなのか勘違いが実に多い。

どんな芸事であっても、一朝一夕で体得する事はあり得ない。

引きこもりだからこそ、外に出て、皆と触れ合いながら、トレーニングを積むべきではないか。


この種の人間は"不快脳゛を持ち、過去からの失敗によるトラウマから何でも否定してしまう。

人間は誰しも子供の時は天才脳だった。

しかし親や学校で失敗したり、人と比較されてしまう事で"肯定脳゛から"不快脳゛に変わっていたのだ。

だからこの種の人間は出来ないとか失敗するイメージしか沸いてこないという事だ。

子供の頃は「大リーグで野球をしたい」‥いろんな夢を持つ。その脳は右脳を使いウキウキしており正に天才脳。


従ってこの種の人間は、普段から陽気を集めながらウキウキしたりと振動数を上げていく事をやり、右脳を上手く使える為にリラックスする事を体得する事である。


因みに中国や台湾で公園で太極拳をやられていて元気な老人は、若い頃から基本練習から練習し長年の練習を積み重ねられたからである。勘違いしないで貰いたい。

マスコミの宣伝文句の一文を見ただけで、甘い幻想を抱いてばかりで行動しないようでは、人生は何も改善しないし、自分の成長にはならない。



こちらの動画にある相手を弾き飛ばす事が出来るのも、基本から正しい練習方法を何年もかけて続けて気(勁)を練ってきたからです↓↓↓↓

優れた太極拳家を育成する為には正しいカリキュラムがないといけません。
良師について正しいカリキュラムに従って練習して出来た結果という事です。
そこの所を勘違いしないで貰いたい。


この技術も技術面だけでなく、意も用いるのだが、内面を練る事で練った気(気)を静かに爆発しているのだ。



太極拳を健康法としても、気としても、武術として学ぶにしても、初心者からにおいても、正しいリラックス方法から、太極拳の原理から、動作の意味、用法、応用変化などを知ってから、正しい段階を踏まなければ、何年練習していても修得することは極めて難しいものです❗️
そういう所がまだ日本では多くが理解されてない所であります。
日本ではまだ闇雲にただ形だけの型を繰り返せばいいと思われがちですが、まずは動作の意味や原理から知り、正しい学習方法を理解しながら練習することが大切なのです。
そこが現在でも日本では太極拳というものがまだ本当に理解されていない理由であります。


当会の東京、広島、茨城の太極拳教室では、鄭曼青⇒黄性賢⇒王其燃の系統の気感が強い太極拳だと言われている鄭子太極拳を初歩から原理から解説していき、無駄を省いた指導法で指導しています。

基本動作や型だけでなく、いろんな種類の推手や、

攻撃してくる相手の力を無力化していく技術等を段階を踏みながら練習していき、正しく太極拳の動きができているかどうか、実践が出来ているか、チェックもしていきます。


当会では、ただ無意味に型をなぞるだけのような練習では決してなく、長期的視野を持ち、各自に合わせた内容の練習方法を提供し、体得して貰い本当に内から身体を強くしていくシステムになっています。


当会の師範は嘘偽りなく示します!


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高段位の指導者からの直接指導です。世俗化した形だけの太極拳や推手ではありませんので、その奥深さと楽しさを実感できます。

 

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もし貴方が気の太極拳を初歩から原理から、無駄のない練習をしたいのであれば、今すぐスケジュール確認の上で、お申込み下さい。

 


埼玉の教室では古伝楊式太極拳と呼吸法を練習しています。

この時期だと温まります☕️

 

 

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