盂蘭盆
朝から配偶者の里へ墓参。
私の所では アブラゼミとクマゼミの鳴き声が 配偶者のそこへ行くとアブラゼミとつくつく法師ゼミのそれらになっていた。
実りかけていく田んぼの上空にはオニヤンマ行き交い 池の上にはしおからトンボの姿があった。
小川に下りていくと 護岸の近くにはメダカの群れがあった。
空は青く その中には幾層かの真っ白な入道雲。
上空の有様は 真夏のそれと同じだが そよいでくる風は どこかしら涼しさを孕んでいた。
PMは中学校の同窓会
久し振りに会う顔は様々だった。
お互い 齢60ともなると いいこともあり、悔いもあり蹉跌も大いにある人生だったであろうか。
嫁批判・孫自慢の多い中 自己自慢も少々あった。
「東大文1 在学中に司法試験合格 検察庁へ・・・」
彼は 本当は理科3類希望だったが 色盲のため文系に行ったのである。
だが彼はそこまで言及はしなかった。
(因みに彼の実兄はやはり東大文1 裁判官である。)
1学年340人 彼の様な人もいれば 私のような者もいる。
昔日は 時の流れるスピードは「歩く速さ」とぐらいしか感じなかったが
今では 時の流れるそれは「小走りぐらいの速さ」 そんな想いがしてきた。
同時に「時は有限。砂時計であった。」ことにも気がついた。