春の雨に菜の花が揺れていた。
遅咲きの枝垂桜もそれに濡れていた。
新年度 人手不足はかなりきつい。
4月から入ってきた人は 震える手で 電話対応をしている。
スムーズに仕事を運ぶため 今朝も資料整理に時間費やした。
午後 配偶者と買い物へ お世話になった人が決算月の今月末で離職するためだ。
その折り 息子の同級生A夫婦に会った。
某有名大学で 就職には困らないと その表情と語調には ゆとりと自信が伺えた。
我が息子の学校の頃を想起すると 実際 頭はザルだった。
芥川龍之介を「ちゃがわりゅうのすけ」といっていた。
そうそう ある時 わたしはが「紅茶」を飲んでいた。「のむか?」と言うと首を振った。
しばらくすると キッチンから戻ってきた。
「べにちゃというのがあったんで作ってみた。」
「それが紅茶だ。」と説明するのもあほらしくなって 頷いたことを思い出す。
それゆえ 息子は頭ではなく 体力勝負の方向である。
もう少し残業の無い会社と思うのだが 頭がアミ故に仕方がない。
その息子 朝から遊びに行ったきりまだ戻ってこない。
そうそう 買い物はかなりの予算オーバー。
帰りに 何か買って帰ろうかとも話し合っていたのだが それも自然消滅。
帰宅すると 私は資料作り再開。配偶者は 息子の作業着の補修にため息ついていた。