いたんで大川に捨てるくらいなら たまに来る客に いたむ前に握ってだす方がましとだと言っていた

鮨屋。

ボクシングのタイトルマッチの時は 家で観ず この鮨屋で観ることが多かった。

そういえば 「鮨を食べる前に なにかつまむものはないかな?」の問いに この店の主人だったか?

「うちは鮨屋だ。そんなものはない。お前さんの鼻でもつまんどけ」 そう言われた記憶があった。

この言葉は パクらせて貰った。

いきつけの飲み屋やで「何かつまむものはないかな?。それまで自分の鼻をつまんでる。」

そういっては うけていた。


自身の息子は 薬剤師そう聞いたときだったか?。

酔いにかまけてつい口が滑ったことがあった。

「実は 私 腎臓で入院してた時 ラシックスという 利尿剤をのんでた。」

その言葉に主人は 即 反応。

別棟に住んでいる薬剤師の息子を 店に呼んできた。

そして 丁寧なことにその息子 片手に専門書を携え フロセミドの話を聞かせてくれた。


ステロイドの服用も長かったと言えば 主人は息子を呼び カウンター越しに その服作用の話も

聞いていた。

自慢の息子である。主人の鼻は高くなる一方だった。

「アナゴ」と注文すると どうやって口に入れたらいいのかというほど長いネタになっていた。