年度初め 今日も大変だった。
手馴れた者はいなくなり 教育係は ひっきりなしに鳴るTELの対応をしながら 必死に仕事の手順を新人に教えていた。
当方も 来客の対応に注力した。
やっと落ち着きを取り戻した就業後 ボスが話しかけてきた。
「実はA氏が 辞めたいと言っている。忙しいうえに 客に怒鳴られ TELで怒鳴られ やってられないといっている。なんとかならんかな・・・・・・。」
「はあー」である。昨日 みんなの前で 「頑張ります。」と明言した嘱託の彼である。
嘱託といっても10数人のなかから1人だけ選ばれた彼である。
それが 1日後には もう これである。
それにしても 桜の花が咲いて散っていくより 判断が早い。
まあ 自身に合わないのなら 早い見切りも一法かも知れないと思った。
ボスの表情は冴えなかった。愚痴は暫し続いた。
そういえば 前の会社でもあった。無断欠勤がつづく B。家に迎えに行ったら 「今朝も弁当を持って会社に出かけた。」と 母親は怪訝な表情。
「ならば ハローワークあたりか!」と思い 行くと 案の状。
「あいつとは気が合わない。」と繰り返す。「皆 そうだ。」とうなづき 職探しを手伝ってやった。
その彼 年末に某所に内定。
その翌年の秋 私も離職した。