そう もう一つ読んでいた分野があった。

「幸福論」の本である。

病状不安定は 心もそうする。不安定さから抜け出て 少しでも心安定になりたかったのだろう。

退院後も読み返していたのが バートランド・ラッセルの「幸福論」だった。

「幸福論」と記されてあるが 原文とタイトルは「the conquest of happiness」=幸福とは征服するもの。

彼はそう言いたかったのではないか とこの本を取り出すと 想起できるのである。


そして この本のところどころに 昭和62年(32歳時)の再発時のメモ書きが残っていた。

6月29日より 安静

7月6日より  ステロイド4錠

8月14日   ステロイド2錠

   22日  蛋白尿(-)もステロイド2錠 減量にならず 。

        コレステロール 282mg?/dl 改善しないため。

9月10日  コレステロール改善しないためステロイド2錠のまま。 

       蛋白尿(-)

 そのあといつ完全離脱できたか メモはないが 最後は 半錠を 3日服用。4日休み。それを繰り返し 完全離脱となった。その後 24年間ステロイドの服用はない。


PS いますこし 「建前」で生きていこうと思っていたのに 「本音」=「愚痴」がこぼれてしまった。

   注意である。