PUSHインストラクター更新講習会
今日は、フクダ電子のインストラクター皆様を対象に、PUSHインストラクターの更新講習会を開催しました。
更新講習会はこれが初めてです。
まずは、30分ほどで人工呼吸も含めた基礎スキルの確認。PUSHは胸骨圧迫とAEDのみをシンプルに教えますが、インストラクター自身は人工呼吸も含めてばっちりデモできるように、自らの技術を再確認します。
続いて、ロールプレイ。スモールグループに分かれて、2,3回ロールプレイ。
インストラクター同士でお互いの指導・プレゼンを見せ合って、意見交換をします。普段の講習とは違う緊張感が??
お互いにヒントや刺激があって、勉強になりました。
PUSHコースの開催方法だけではなく、どうやって受講者を増やしていくか、なども意見交換をしました。
終了後の集合写真。
3時間の更新講習でしたが、インストラクターとして、自信をもって活動するためにとても役になったとのご意見をいただきました。
こうした情報交換、学びの機会はとても重要ですね。
皆様、お疲れ様でした。
委員長 石見
桐田明日香さんのお母さんからメッセージをいただきました
さいたま市でともに活動していただいている桐田明日香さんのお母様からメッセージをいただきました。
桐田 明日香の母親です。
2月20日、さいたま市の小学校で、心肺蘇生の授業が始まりました。
私達遺族が、この日を学校関係者と一緒に大きな節目を迎えることが出来たのは感慨深い想いです。
心肺蘇生の授業が必要と考えるきっかけになったのは「先生は、このような時(松田選手の悲しい出来事)はAEDを使うのよ・・って言ったのに、何で明日香ちゃんには使ってくれなかったの?」という明日香の友達からの言葉でした。そして、大切な友達を救いたい想いは子供達も強いのでは・・という考えを、桐淵教育長と初めて、お会いした日に伝えました。そのためにも、目の前で突然に倒れた友達がいた時に何をすればいいのか・・子供達にも救命の講習を受けることの必要性を話し合いました。その結果、昨年の4月より、政令指定都市では初めての中学校の授業に救命の講習が始まりました。
また4月より、事故分析のプロジェクトが、市教委・遺族・協力者をメンバーとして立ち上がりました。ヒューマンエラーの視点を含む分析作業を経て、その対応策の一つとして抽出されたものがASUKAモデルとなる事故対策のテキストです。このASUKAモデルが学校現場で活用され、ひとりでも多くの尊い命が救われるためにも、更なる動きをとる必要性を感じました。それが小学校からの心肺蘇生の授業を入れることでした。この心肺蘇生の授業内容には、ASUKAモデルを生かした構成となっており、教える教員、講習を受ける児童にも、そのメッセージは伝わっていきます。ASUKAモデルとPUSHプロジェクトが融合し、さいたまPUSHという形で、小学校の心肺蘇生の授業に実現したということは、昨年の2月末の検証委員会の結果を聞いた時には思いもしなかったことです。
埼玉県の教育委員会も高校でASUKAモデルを取り入れることを発信しています。さいたま市の中学校では、あなたにしか救えない大切な命のメッセージビデオを見た後、実技を行う形式になります。PUSHが、さいたま市の心肺蘇生教育を広げていく中で、大切な存在となっています。
さいたま市では、明日香の事故の前は、4年間で3件であったAED使用回数が、明日香の事故の後、1年間で、AEDは10件使用され、そのうち3名が心停止であり2名がAEDによる電気ショック、1名が胸骨圧迫で救命されています。
今回授業を見学する中で明日香と同じ11歳の児童が、一所懸命、胸骨圧迫をする姿を見て、「大切なお友達を守りたい。助けたい」と願う明日香の姿が重なってしまいました。どの児童も、無邪気な笑顔と輝く瞳で、石見先生の授業を受けていました。この輝く瞳を明日へとつないで行きたいと思いました。
小学校に心肺蘇生の授業を取り入れることで、多くの子供達が、早い時期からBLSについて知ることは、社会的に意義のあることです。技能を高めるということよりも、人が倒れた時に場に出来るかを考えて行動できることや、命の大切さを学ぶことが出来るという点で意義のあることだと思います。
さいたま市で、小学校からの心肺蘇生の授業が、成長過程によって繰り返し教育されることで、命を守れる結果につなげたいと思います。この取り組みが効果を持つことで、全国への普及につなげられることを願っています。
桐淵教育長が、「ASUKAモデルの本質は、願いを共有する人のチームですね」と、表現していました。先生達は、明日香を救おうとしていたのに、結果的に対応は、ちぐはぐで、救命の連鎖は、肝心な初期の段階で途切れてしまった現実が、明日香の突然死の背景にあります。明日香が永遠の眠りについた夜に、「明日香は、何を願うのかな?」という言葉を、主人と話し合いました。その答えは「大切なお友達を守りたい」という再発防止への願いでした。その明日香の願いを共有する人達との絆に支えられて、さいたま市の小学校からの心肺蘇生の授業の導入の実現に至りました。
この実現に至るまで、支援してくださった多くの方々に、常に感謝の気持ちを持ちながら、学校における心肺蘇生の授業の取り組みの成果が出るように、これからも、PUSHの一員として携わっていきたいと思います。
2010年5月 桐田 寿子
桐田さん、ありがとうございました!
ともに、ASUKAモデル、PUSHさいたまモデルを育て、明日香さんが残してくれた絆を広げていきたいと思います。
委員長 石見
グランフロント大阪 ソシオ
【ハートソシオ(PUSHプロジェクト)】
とき:5月29日(水) 19時00分 ~ 20時30分
ところ:グランフロント大阪「うめきたSHIPホール」
大阪駅からすぐの「うめきた広場」にある「うめきたSHIPホール」です。
ソシオキャプテンの紹介です
お申込は、下記フォームよりどうぞ
https://ssl.formman.com/form/pc/CFALe6JnNvlEjbVV/
PUSHプロジェクト 副委員長 前重 壽郎


