医療系学生へのPUSH講習会 |       あっぱくんのブログ

医療系学生へのPUSH講習会

こんにちは。
2015年春、京都で「第29回 医学会総会」が開催されるのですが、その学会で医療系学生の皆さんがさまざまな学びをまとめて、発表されます。

その準備合宿が8/24-26まで滋賀県近江高島市で開催されて、引率教員として参加し、
二日目の朝にPUSH講習会を実施してきました(http://c-linkage.com/29Gakusei/topics/292/)。みんな真剣に講習を受けてくれはりましたので、その時の様子をレポートしますね。

参加した27名は大学等でCPRの手技を当然習っています。
というわけで、抜き打ちでCPRスキルを測定してみました。
どれぐらいできているか、学生のみなさんに客観的に知ってもらうため、スキルレポータシステムという胸骨圧迫の深さ、手の位置、速さ、人工呼吸吹き込みの量などを自動的に図ってくれる機械を使い、プロジェクターに映像を映し出してみんなでみていました。
学生さんには、事前に何も言っていなかったので、本当に抜き打ち実技テストです。(気の毒・・・)

適当に学生さんを1人選んで、心停止患者に遭遇した状況設定を説明して、さぁCPR開始!
偶然当たったのは、医学部4年生。

3分間CPRをやってもらった結果、
・心停止患者に遭遇してから胸骨圧迫開始まで、22秒
・人工呼吸を2回実施するのに要した時間、最長で33秒
・3分間何回も人工呼吸はやってはったのですが、残念ながら1回も測定できず(気道確保不十分のため)
・5cm以上押せていた回数は、半分から6割程度
・時間が経つにつれて、胸骨圧迫を浅くなっていっていました。

3分後学生さんはクタクタガーン
人工呼吸が1回もできてないことにショックを受けてはりました。
機械が悪いのでは?と言われたのですが、もちろん、講習会前に他の教員にも手伝ってもらって、機械の動作確認はしているので、機械は壊れていません。
CPRの客観的なスキル結果が映像でプロジェクターに映し出されるので、みんな興味深々でした。

今、自分がどれぐらできているのか?客観的に見ることって大事ですね。

次回は、この講習会の後に、「どうやったら一般市民の人が定期的に心肺蘇生法講習会を受講してもらえるだろうか?」というテーマを出して、学生さんにディスカッションしてもらいましたので、その結果をお伝えしますね。


PUSH委員会 西山 知佳