学校にPUSH講習会を広げる試み
皆様、ご無沙汰しています。なかなか投稿できずすみません。委員長の石見です。
たくさん紹介したいことがあるのですが、時間が・・・
まず、お伝えしたい情報その1です。
6月4日に札幌で開かれた日本臨床救急医学会という救急関係の人たちが集まる学会で、学校に心肺蘇生教育を導入することを目指す委員会の企画として、子供たちを対象に簡易講習会を実施し、学会員にモデル展示を行いました。PUSHプロジェクト委員であり、小学校の先生である阿野先生が、モデル授業をしてくださいました。
学会会場と言う普段は堅い雰囲気の場に、子供たちも来てもらい、笑いのある講習会が展開されるというとても画期的な企画でした。子供たちもいつもと違う環境の中、がんばって心肺蘇生を勉強してくれました。
多くの参加者に、これなら学校でも広げることができる、小学生にも心肺蘇生、いのちの大切さを伝えることができると実感してもらえたと思います。会の中では、今日のモデル講習を見させてもらって、地元に帰ってできることをしてみようという気持ちになったというようなうれしいコメントももらいました。
臨床救急医学会学校BLS検討委員会では、多くの学校での心肺蘇生教育の現場を視察し、学校の教育現場に心肺蘇生教育を導入するために必要なノウハウを蓄積してきました。今後、その結果をまとめて、学会ホームページを通じて公開していく予定です。
こうした取り組みを通じて、さらに心肺蘇生を根付かせていきたいと思います。
PUSHプロジェクト委員長 石見
