トランプ+プーチン VS 戦争 | パパケベックの総合ブログ

パパケベックの総合ブログ

ブログ記事の内容は、広帯域受信機、ニュース論評、競馬予想と結果、2015年1月からターゲットにされた遠隔テクノロジー犯罪について、パソコン・インターネットの話題、科学技術のニュースなどを書いている。ほかのブログサイトにもブログ開設している。

トランプ+プーチン VS 戦争


米ロの高官級協議は、一応、いくつかの進展と今後の予定を確認し合った。


●戦争終結、ロシアが主導権 「蚊帳の外」にウクライナ不満―トランプ氏は先行き楽観

 

 


「米国とロシアは、2国間関係の修復や開始3年を迎えるウクライナでの戦争終結を目指し、高官級協議などを通じて対話を深めていくことで一致した。」

協議している内容は多岐にわたっていた様子だ。つまり、ウクライナ戦争の停戦だけが目的じゃないことだ。

そのため合意したものには、次のものもーーー

「在外公館の業務正常化など外交関係修復」


合意した中のウクライナ戦争の停戦については、

「米ロ双方が特使を任命し、高官級協議を開始することを申し合わせた」

記事では、FOXニュースからの情報を掲載している。


「米ロ間では「停戦」「ウクライナでの選挙」「和平協定締結」の3段階で戦争終結を目指す案が浮上している。」


□ゼレンスキーの発言に対するトランプ□

「失望した」

「3年の間に終わらせるべきだった。戦争を始めるべきではなかった」



□トランプが目指しているのは国際的な経済関係□


トランプがロシアとの交渉を優先している背景は、トランプの目指すアメリカ基軸の経済関係である。

だから、ウクライナ問題の協議というのは、協議内容の目玉の一つであり、ウクライナが協議に参加する余地がもともとないものだったわけである。



□トランプ節□


トランプの、トランプ節が今回もゼレンスキーの米ロ協議に対する発言でさく裂した。


●トランプ氏、ウクライナ大統領は「独裁者」 「選挙拒否」「支持率低い」と批判

 

 


「自身のSNS上で、ウクライナのゼレンスキー大統領を「選挙なき独裁者」だと批判した。」

「われわれはロシアとの交渉に成功している」

「早く行動した方が良い。さもないと国は残らないだろう」



□プーチンから出ているリップサービス□

米ロ協議でそれに関することかと思えば、ウクライナとの戦争での戦果を自慢するものだ。


●ウクライナ北東部「再侵攻」か プーチン氏、進軍と豪語

 

 

 


「ロシアのプーチン大統領は19日、自軍が西部クルスク州でウクライナ軍による越境作戦を押し返し、国境を越えたという報告を受けたと述べた。」


ロシアのリアノーボスチのサイトには、戦争を示す地図があるが、スムイ州への侵攻を表す表示はない。依然としてロシア領の一部がウクライナに占領されているままである。

プーチンのリップサービスには、停戦に向けた情報発信というものがほとんどない。


ただ、米ロ協議での停戦を目指す計画には、

●戦争終結、ロシアが主導権 「蚊帳の外」にウクライナ不満―トランプ氏は先行き楽観
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025021900679&g=int



「米ロ間では「停戦」「ウクライナでの選挙」「和平協定締結」の3段階で戦争終結を目指す案が浮上している。」


上記の案だと、まず停戦だが、「撃ち方やめ」=(cease fire)を何らかの形で保証する仕組みが必要になる。

形については、ゼレンスキーがどの時点で、ヨーロッパの軍隊を進駐させるかわからないが、そんな形が一つある。

ただ単に約束通りに撃ち方やめ=cease fireということなら、けしかけたい方がすぐに再攻撃に入れる可能性がある。



□停戦のための平和維持軍□


イギリスとフランスは、ウクライナに派兵する用意があると言明している。それはゼレンスキーの意向を受けたものだろう。

つまり、ゼレンスキーは、トランプの「指導」どおりに行動するなら、停戦の開始は、割と早く始まるだろうが、平和維持軍のような紛争解決の一般的なやり方では、ロシアの反発は避けられないからゼレンスキーはトランプの「指導」に従う以外停戦の実現はないだろう。


従って、米ロ協議の停戦手順は、ゼレンスキーがトランプに従わない限り、単なる協議事項に過ぎないことになる。

+++++++++++++++++++++++++++++++


ゼレンスキーとしては、アメリカの軍事および資金の支援なしには、戦争を物量的に続ける余裕がない。

 

反対にロシアには余裕がある。---トランプは資金とか武器支援に消極的なとおり、ゼレンスキーが条件をのまない場合、支援打ち切りまでやってしまう可能性がある。

それゆえ、ウクライナとロシアの領土交渉があるとすれば、ロシアが併合したところは論外になり、唯一、ロシア領を占領したウクライナの占領地とロシアが併合していないところの占領地との交換くらいしかないだろうな。

ケチでせこいプーチンだったら、占領地交換は、同じ面積にするんじゃないのか。


トランプなんかは、ロシアの併合したウクライナの州の占領地の面積分は、「和平協定締結」の計算外だろう。

FOXニュースが出している情報では、停戦の始まり以降、本格的な和平協議をウクライナの総選挙の後に予定しているのだろう。

むろん、ウクライナでの親ロシア派の存在は、それが政権を取ることを西側諸国は警戒している。


今のEUとヨーロッパの主要国のNATO加盟国は、ゼレンスキーの意向を反映させようと躍起になっている感じだ。その傾向は、アメリカのバイデン政権が作ったものだ

 

バイデンは、ウクライナとドイツをけしかけ、ノルドストリーム2の稼働停止を誘導してロシアの侵攻開始を誘発したのだ。

 

ドイツのメルケル時代は、プーチンが進めるノルドストリーム2に協力したが、ショルツになってバイデンがウクライナとともにノルドストリーム2の稼働停止をけしかけたのである。それをプーチンは、ウクライナ周辺に大軍を配備して大々的に軍事演習を始めたのである。

 

バイデンは、ロシアのヨーロッパ市場での占有率を警戒し、エネルギー安全保障問題と称してヨーロッパからロシアのガスと石油の売り込みを排除したのである。その排除があからさまになってから、産油国は、減産基調の生産体制になり、石油の価格が上昇し、ヨーロッパなどの物価高騰を引き起こしたのである。


そんなバイデン政策がトランプによって壊されつつあるからヨーロッパなどは特に危機感があるわけである。ーーー関税マントランプに。


============================
パケベックのハンドルネームで以下のブログをやっている。
コメントは、https://ameblo.jp/push-gci/のブログだけで対応することにした。
2019年10月10日。
ameba
https://ameblo.jp/push-gci/
fc2
http://keyhole276p3mhz.blog75.fc2.com/
livedoor
http://blog.livedoor.jp/push_gci/
ameba
https://ameblo.jp/papa-quebeck/
goo
http://blog.goo.ne.jp/push-gci
jugem
http://papa-quebeck.jugem.jp/
cocolog
http://papa-quebeck.cocolog-nifty.com/blog/
hatena
https://papaquebeck.hatenablog.com/