レバノンのポケベルと通信機の爆発事件
現在のところ、爆発物が事前に仕掛けられた、と言う記事が出ている。
そして、事情を国際的な問題にしているものがレバノンのヒズボラとイスラエルの軍事紛争。
●ヒズボラ通信機器爆発、予備調査で「爆発物」の仕込み判明 治安当局
2024年9月19日 15:29
情報源は、レバノンの治安当局。
「司法当局の調査では爆発物の種類の特定および機器の「製造国およびどこで爆弾が仕掛けられたか」が焦点となっている。」
「17日の爆発についてある治安当局者は「これらのデバイスは事前に爆発するようプログラムされており、爆発物はバッテリーの隣に仕掛けられていた」と匿名を条件に述べた。」
通信機の爆発では、日本のメーカーアイコムの物らしい。
ポケベルの方は、台湾の会社らしい。
●ヒズボラのポケベル型機器、関連企業について分かっていること
「BBCヴェリファイ(検証チーム)は、「BACコンサルティング」という会社を調べている。」
「台湾企業ゴールド・アポロが機器の製造に関わっている可能性を示す。」
「しかし、同社は強い調子の声明で、自分たちは一切関わりはないと断言した。「このモデルはBAC(コンサルティング)が製造・販売しているものだ」と。」
BACコンサルティングーーー
「ハンガリーを拠点・・・ライセンス契約を通じてゴールド・アポロのブランドの使用許可を取得していたと、ゴールド・アポロ側は説明している」
「ゴールド・アポロ創業者の許清光氏は、レバノンで爆発した小型通信機は製造していないとしている」
「BBCはBACコンサルティングに何度も電話したが応答はなかった。」
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爆発物が仕掛けられていたとの情報では、「爆発物はバッテリーの隣に仕掛けられていた」と。
となるとレバノン当局などがイスラエルの仕業と言うのは、イスラエルが事前に仕掛けたことを意味する。
「当局はまた、搭載されていたリチウムバッテリーが加熱して爆発した可能性は低いとした。」
●レバノンでまた通信機器爆発、20人死亡 2日連続
2024.09.19 Thu posted at 09:12 JST
「情報筋によると、トランシーバーは葬式や行進などでの群衆を管理する任務に当たるスタッフのみに配布されており、17日に爆発したポケベルほど広く使用されていないという。」
ポケベルに事前に爆発物を仕掛けて爆発させたというのも、結構な量だろう。爆発させたポケベルだけは、別ルートで現地が仕入れたということか?それとも、ヒズボラのメンバーだけがポケベルを仕入れていたことか。
リチウム電池の過熱ではないというのは、故意の爆破と言うことになる。
「爆発物はバッテリーの隣に仕掛けられていた」・・・・・
ポケベルの大きさを考えると小さい爆発物と言うことになる。
ポケベルに続けてトランシーバーでも爆発物を仕掛けたというのは、かなり念入りでかなり前から仕掛けていたことになるから、月単位での時限爆弾?
アイコムのリグは持っているが、ハンディ製品に爆発物を仕掛けるとは、もともと模造品と言うことか?
●レバノンで爆発したトランシーバー、製造元とされる日本企業は偽造品か判断つかず
2024.09.19 Thu posted at 18:49 JST
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●ハマス壊滅、もうすぐ達成の模様●
去年の10月の襲撃事件に合わせるかのように、イスラエルのガザでのハマス壊滅作戦が継続中。
そんな中、イスラエルのメディアでは、ガザのラファ市のハマスの部隊を壊滅した報道でにぎわっている模様だ。
●ラファでハマス4大隊全て壊滅 イスラエル軍、市街地を完全統制
2024年9月13日 07時34分
「イスラエル軍は12日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファを拠点としていたイスラム組織ハマスの4大隊全てを壊滅させ、市街地を完全に統制したと明らかにした。」
これでイスラエル軍は、ガザの大方のハマスを壊滅したことになるはずだ。残りのハマスは、指導者などがまだ生存中。
そこでイスラエルは、ハマスの指導者に「おとなしくガザから出ていくなら安全な通路を用意してやるぞ」とマスコミにリップサービス、ハマス側に伝えたらしい。
●人質解放ならハマス最高幹部に安全な通行、イスラエルが提案
2024.09.11 Wed posted at 12:39 JST
CNNの記事表題の通り、イスラエルはハマスに条件を示している。
「イスラエルは、イスラム組織ハマスによってパレスチナ自治区ガザ地区に拘束されている人質が全員解放されれば、ハマス最高幹部のシンワル政治局長に対してガザからの安全な通行を提供する可能性を示唆した。」
人質全員を解放するのが条件だから、その条件を満たさないなら、「壊滅」するということだ。
イスラエルからハマスに伝達ーーー
「ハーシュ氏は10日、ブルームバーグ通信に対し、この提案をすでにシンワル氏に伝えたと述べた。」
ハーシュだが、「イスラエルで人質や行方不明者の調整官」とのこと。その人物がCNNに答えたところでは、すぐにでも壊滅可能なイスラエル軍の優位を示しているようだ。
「もし101人の人質全員が帰還すれば、シンワル氏やシンワル氏がガザから一緒に出たいと考える誰にでも安全な通路を提供することに合意するだろう」
いつの間にかイスラエルが停戦の条件を一方的に提示している感じだ。
形式的には、ハマスが人質全員を解放し、イスラエルが全員を確認すれば、ハマスの残党がガザから出ていく通路に攻撃などしないというもので、実質、ハマスの残党がガザから出ていく通路は、エジプトとの国境に通じる通路しかないはずだ。
それで?イスラエルは、ハマス壊滅後もエジプトとの国境一帯にイスラエル軍を駐留させると言っていたのだろう。
CNNの記事では、ガザの戦後処理方法を提示している。次のようにーーー
「ハーシュ氏は、・・・・ガザの「非武装化と非過激化」が、ガザの復興と戦争の終結に役立つ可能性があると述べた。」
ガザの非武装化と非過激化ーーー
そんな復興は、早い話、イスラエルがガザにイスラエル軍を半永久的に駐留させる意図が含まれている。なぜなら、ガザに一つも兵隊を配置しないのは、ガザの安全保障にならないし、イスラエルの安全保障にもならないからだ。
つまり、イスラエルは、半永久的にガザに駐留を続ける、と言うことになる。
そんな復興は、早い話、イスラエルの支配するヨルダン川西岸と同じようなものだ。
他方、東京新聞の方では、気になるポイントを報じている。それは、ガザからエジプトに通じる地下トンネル9本について。
「うち9本がエジプト側に通じていたが、いずれも途中で封鎖され使用不能の状態だった。昨年10月の戦闘開始前にエジプトやハマスに破壊されたとみられる。」
エジプトが去年10月の襲撃事件前にトンネルを破壊したことは、イスラエルがハマスの襲撃を知らなかった・予測もしなかったことにはならず、イスラエルは、ハマスの襲撃を事前に知っていてハマスに襲撃させたことを意味する。
どういうことになるかな?ネタニヤフの奴、どういう決着・どういう真相解明をするのか、見ものになるかもしれない。
つまり、イスラエルは、ハマスの襲撃を事前に知っていてハマスに襲撃させたことは、今回のガザの占領戦争のきっかけにしたということだ。
どおりで人質の解放を最優先しないわけだ。襲撃事件で1200人とか死んだそうだ。その犠牲をきっかけに戦争をやったことになり、イスラエルは、ハマスの襲撃事件を利用したということだ。
ネタニヤフの奴、何も汚名を着せられないでいるが、イスラエルの民主主義と言うもの、問題だろうな。
1200人の犠牲で何をしたかったかだ。その答えは、ガザ沖のガス田開発しかない。
ガス田開発にハマスが邪魔だったことだ。
●『イスラエル大統領、ガザ地区のガス開発を容認、安全保障の確保を求める』
19 Jun 2023 03:06:24 GMT9
●●『イスラエル・ハマース衝突が石油・天然ガス情勢に与える影響』
2023/11/07 豊田 耕平
金めのあるところ戦争が絶えないのは、利権争いの対立があるからだ。対立者同士は、水と油のようなもので「商談」が成立しない。
商談が成立しないで商談を推進するには、対立する商談相手をつぶせばいいというわけだ。
ネタニヤフ・・・・悪心は、マスコミに取り上げられることはない。それはプーチンも同じ。
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