二転三転するプーチンのキャッチフレーズーーー詭弁屋プーチン | パパケベックの総合ブログ

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二転三転するプーチンのキャッチフレーズ


ウクライナ侵攻当初、プーチンのキャッチフレーズは、ウクライナの非軍事化・非ナチ化だった。

それから間もなく、ドンバスの解放のキャッチフレーズに変更した。

さらに今度は、紛争原因をソ連崩壊の結果だと言い始めた。


紛争原因をソ連崩壊の結果だといった背景には、プーチンの次の狙いが含まれている。それが、アゼルバイジャンからトルコやジョージアを通るガスと石油のパイプラインだ。


注意点は、プーチンがウクライナに侵攻したのは、ウクライナがNATO加盟国になる可能性(NATO脅威論)からではなく、ノルドストリーム2の稼働停止をアメリカとドイツの後ろ盾で実現したことへの「報復」であり、「落とし前」だ。


ドンバスの解放というキャッチフレーズは、ウクライナの4つの州の併合で消滅したことになる。


プーチンがウクライナの領土併合の原因を「ソ連崩壊の結果だ」と言い始めたのは、9月29日のことである。



『ウクライナなどでの紛争は「ソ連崩壊の結果」 プーチン氏』
2022年9月30日 4:44
 

 

 


「ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は29日、ウクライナを含む旧ソビエト連邦構成国で起きている紛争はソ連崩壊の結果だとの見解を示した。」

プーチンの旧ソ連の原因説は、ウクライナだけでなく、アゼルバイジャンとアルメニアの紛争にも係わる発言であることに注意しなければならない。


次のような記事にある。


「ロシアによるウクライナ侵攻と並行し、旧ソ連構成国では武力紛争が再燃。ここ1か月の間で、中央アジアのキルギスとタジキスタン、コーカサス地方のアルメニアアゼルバイジャンの間で戦闘が起きている。」


その紛争の近くにガスと石油のパイプラインが走っているのである。ちなみに、チェチェン共和国も近くにある。



どういうことかーーー少し前、EUの首脳が
アゼルバイジャンからの石油やガスを目当てにアゼルバイジャンと約束したのだ。


『EU、アゼル産ガス輸入倍増へ 「数年以内に」』
2022年7月19日 4:14

 

 


「EU欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は、アゼルバイジャンの・・・イルハム・アリエフ大統領と「エネルギー分野における戦略的パートナーシップ」に関する覚書に調印した。」


「フォンデアライエン氏は・・・ロシアのガス供給削減を補うため、アゼルバイジャンからEUへのガス供給を数年以内に倍増させる・・・来年以降の輸入量は年間120億立方メートルに達する見込み・・・ゼルバイジャンとジョージア、トルコ、ギリシャを通る「南部天然ガス輸送路」の輸送量を数年以内に年間200億立方メートルまで拡大・・・昨年のアゼルバイジャンから欧州への天然ガス輸送量は
81億立方メートルだった。」


2021年アゼルバイジャンからEUへのガスーーー81億立方メートル

2023年アゼルバイジャンからEUへのガスーーー120億立方メートル

2024年以降アゼルバイジャンからEUへのガスーーー
200億立方メートル


アゼルバイジャンのガスを増やす計画が120億立方メートル増やせるなら、ウクライナは、ウクライナを通るロシアからのガスを単純計算で120億立方メートル減らせることになる。




それはまたプーチンにとっては、ノルドストリームが全部止まってガスを売り切れない量が増えることになるから、ーーーーウクライナにウクライナを通るガスパイプが全部止められればーーーもしかしたら、プーチンの次の狙いは、アゼルバイジャンと旧グルジア(ジョージア)に対する紛争(ナゴルノ・カラバフ紛争のこと)に乗じた
武力介入があるかもしれない。


◆プーチンの次の狙い


アルメニアは、ロシアの後ろ盾だ。アゼルバイジャンは、トルコが後ろ盾。

ナゴルノカラバフの紛争は、ロシアとトルコが深くかかわっている。

プーチンがナゴルノカラバフにちょっかいを出せばどうなるか?


察しのいい人ならわかるだろうーーー現時点のトルコとロシアの関係にひびが入る可能性がある、と言うことだ。


現在のトルコのロシアに対する接近関係は、いたずらにロシアを刺激しないように振舞うトルコの立場上、ロシアとも友好関係を作っておくほうが、トルコを通るアゼルバイジャンのパイプラインの安全保障になるということだ。


逆にプーチンもいたずらにトルコを刺激するのは好ましくない。なぜなら、ロシアのガスパイプは、トルコを通っているからである。

そのうえでトルコとロシアは関係を保てるのである。


プーチンのウクライナ侵攻の原因は、ガスパイプラインが通る国の関係上にあるということだ。

ウクライナは、ロシアのガスパイプがたくさん通っている。

それでロシアは、バルト海を通るガスパイプを作ったが、もう1本パイプが通ってもうすぐ
完成する前にアメリカ・ドイツ・ウクライナの大臣クラスが会合して実質的にノルドストリーム2を稼働停止にしたのである。

それが次の記事だ。

『米独とウクライナのエネルギー相、パイプライン巡り協議』
2021年8月24日9:45 午前

 

 


「ウクライナは、同国を迂回するノルドストリーム2が稼働すれば通過料が得られなくなるとして建設に反対している。」

それがプーチンのウクライナ侵攻の直接の原因だ。ソ連崩壊なんていうのはプーチンの詭弁に過ぎない。



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