◆占領地での投票開始+兵力30万人追加で何を狙うかプーチン? | パパケベックの総合ブログ

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◆占領地での投票開始

予定通りの投票が始まった模様だ。ロイター報道。

『ロシア編入投票始まる、強制との報告も 西側「見せかけ」と非難』
2022年9月24日6:51 午前

 

 

 



「親ロシア派勢力が実効支配するウクライナ南東部の4地域で23日、ロシアへの編入の賛否を問う住民投票が始まった。投票が実施されている地域はウクライナの領土の約15%に相当。」

投票は数日間あるらしい。

「23日から4日間の日程で住民投票が始まったのは東部のドネツクとルガンスク、および南部のへルソンとザポロジエの一部地域。」

占領地では、ロシア軍による住民の粛清が行われていたはずだから、投票結果は、出来レースと言うことになる。そして、併合になれば、ザポリージャのみ占領地域もロシア領に併合されると考えていいだろう。当然、ロシア軍は完全に占領することになる。

投票所は、ロシアにも設けられている。

「ロシア国内に移住したこの地域の住民のための投票所が首都モスクワに設置されている」

 

≪いよいよプーチンが動き出したーーー兵力30万人追加≫

前回の記事では、プーチンの併合予定地域を示しておいた。そして、追加分として、プーチンの部分動員の発表について書いておいた。
『プーチンが戦争始めた原因の「稼働」を要求!』
https://ameblo.jp/push-gci/entry-12765345980.html


併合予定地域は、ウクライナの4つの州である。

★ルハンシク州ーーー全占領中・9月23日から27日に住民投票予定

★ドネツク州ーーー部分占領中・9月23日から27日に住民投票予定

★ザポリージャ州ーーー部分占領・11月?投票予定

★ヘルソン州ーーーほぼ全占領中・11月?投票予定

 

 

問題は、プーチンが30万人の追加兵力をどのように使うかだ。

戦線の補強と4つの州すべての占領と考えても、現在投入している兵力が30万くらいだから、4つの州のすべての領域と
オデッサの攻略ではないのか。

その際キエフ戦線復活!南と北と東の戦線拡大。

戦争の長期戦で言えば、冬の戦争になる。意味的には、ウクライナのどこでも戦車の通り道にできるということだ。そして、雪解け前にくさびを打ち込むくらいの進撃が必要になる。

ドイツもウクライナに戦車は供与しないらしいし、ロシアは戦車を大量投入するとなると陣地戦はうまくいかないとか?

後は物量の問題。ウクライナが一つ大敗するとダメージ大きくなるはず。

 

*********

2022-0922追加

ロシアの日本語版スプートニクに30万の追加兵力の使い道が掲載されていた。

『露ショイグ国防相 ロシアの部分的動員における主な目標を明らかに』

 

「すでに解放された領土をコントロールするために必要・・・当然ながら、後方は確保しなければならないし、この領土をコントロールしなければならない。部分的な動員はまず、まさにこのために行われる」

果たしてどうなるか、だ。占領地の保全に30万人とは、ずいぶんと多く感じるが。言葉通りに受け取れないがな。ドネツク州もザポリージャ州も全部占領していないのだ。

 

領土のコントロールと言うのが未占領地の占領と言う意味かな?

 


◆プーチンの部分動員についてのロシアのマスコミの報道

ロシアのタス通信でも9月21日のページのトップ記事だ。

『Putin announces partial mobilization, assures Russia’s security in nationwide address』
(プーチン大統領は部分的な動員を発表し、全国演説でロシアの安全を保証する)
https://tass.com/politics/1510979


「Russian President Vladimir Putin announced a partial mobilization in a televised address to the nation on Wednesday, pointing to the threats to the country’s existence posed by the West and the inevitable nature of the special military operation in Ukraine.」
(ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、水曜日に国民に向けたテレビ演説で部分的な動員を発表し、西側諸国による国の存続への脅威と、ウクライナでの特殊軍事作戦の避けられない性質を指摘した。)


理由は以下のように・・・

「The stretched-out frontline, the constant shelling of Russian borderline areas by the Ukrainian military and attacks on liberated regions required the call-up of servicemen from the reserve, Putin explained.」
(引き伸ばされた最前線、ウクライナ軍によるロシア国境地域への絶え間ない砲撃、解放された地域への攻撃には、予備軍からの軍人の招集が必要だったとプーチンは説明した。)

部分動員(Partial mobilization)について、記事では項目を設けた記述がある。

「NATO is conducting reconnaissance actually across the entire south of Russia in real time, using advanced systems, aircraft and ships, satellites and strategic drones」
(NATOは、高度なシステム、航空機と船、衛星、戦略的無人偵察機を使用して、ロシア南部全体で実際にリアルタイムで偵察を行っています)


核についての記述・・・「"This involves not only the West-encouraged bombardments of the Zaporozhye NPP, which may trigger a nuclear disaster, but also the pronouncements by representatives of leading NATO countries about the possibility and the admissibility of using weapons of mass destruction against Russia."」
(これには、核災害を引き起こす可能性のあるザポリージャ原子力発電所への西側の奨励された爆撃だけでなく、ロシアに対する大量破壊兵器の使用の可能性と許容性に関する主要なNATO諸国の代表者による声明も含まれます)


部分動員だが、既に開始済みだと。

「As proposed by the Russian General Staff and the Defense Ministry, Russia will call a partial mobilization and these measures will begin already on September 21.」
(ロシアの参謀本部と国防省が提案したように、ロシアは部分的な動員を呼びかけ、これらの措置は9月21日にすでに開始されています。)


次の一文は、キエフ戦線とハリコフ戦線からのロシア軍の撤退のことを示しているような気がする。しかもゼレンスキー政権が核使用もちらつかせているような言い方もある。

「"After the current Kiev regime publicly rejected the peaceful solution to the Donbass problem and, what’s more, announced its claims on nuclear weapons, it became absolutely clear that a new large-scale offensive on Donbass, as was the case twice in the past, was inevitable. After that, an attack on the Russian Crimea, on Russia would have followed."」
(現在のキエフ政権がドンバス問題の平和的解決を公に拒否し、さらに核兵器に関する主張を発表した後、過去に2回あったように、ドンバスに対する新たな大規模な攻撃が完全に明らかになりました。 その後、ロシアのクリミア、ロシアへの攻撃が続いたでしょう。)


次の一文は、ウクライナとの交渉が西側に従ったウクライナによって破棄されたことを書いている。

「The peaceful resolution of the conflict in Ukraine that continued from 2014 did not suit the West and that is why the compromises reached at the Istanbul talks were rejected and the accords were disrupted "actually under a direct instruction from Western countries."」
(2014年から続くウクライナ紛争の平和的解決は西側に合わなかったため、イスタンブール会談での妥協案は却下され、合意は「事実上西側諸国からの直接の指示の下で」破棄された。)


占領地での併合に向けた投票について。

「The Donbass republics and the liberated Ukrainian regions turned to Russia with a request to support the referendums and Moscow will do its utmost to ensure security and safety for residents of those territories to make their choice.」
(ドンバス共和国と解放されたウクライナの地域は、国民投票への支持をロシアに求めており、モスクワは、これらの地域の住民が選択できるように、安全と安全を確保するために最善を尽くします。)


プーチンの目指す併合地域を書いている。

「"We will support the decision on their future that a majority of the residents of the Donetsk and Lugansk People’s Republics, the Zaporozhye and Kherson Regions will make."」
(「ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、ザポリージャ、ヘルソン地域の住民の大多数が下す彼らの将来に関する決定を支持する」と述べた。)


次の一文は、
ザポリージャ原発について、そこを攻撃する場合、西側の核の脅威があれば攻撃する可能性も示唆しているようにとれる。

「"Those who are attempting to blackmail us with nuclear weapons must be aware that the prevailing winds may also turn towards their side."」
(「核兵器で私たちを脅迫しようとしている人は、風が彼らの側に向く可能性があることを認識しておく必要があります。」)


次の一文でプーチンの締めくくり。

「"Russian citizens must be confident: the territorial integrity of our Motherland, our independence and freedom will be ensured. Let me stress it again: this will be ensured by all of our available means".」
(「ロシア市民は自信を持っていなければなりません。祖国の領土保全、独立と自由は保証されます。もう一度強調させてください。これは利用可能なあらゆる手段によって保証されます。」)


総じて言えることは、プーチンは、本気を出して占領しようとするから撤退はあり得ないと思ったほうがいいだろう。場合により、ザポリージャ原発の破壊まで含んでいるようだ。

風の流れがヨーロッパ向きの気候風土らしいが・・・やられたらウクライナは10年くらいは、電力をヨーロッパから融通してもらわないと間に合わない可能性がある。そういうこともプーチンは計算に入れていると考えられる。(ザポリージャ原発使わせないつもりならいっそのこと破壊してやるとか)



◆併合以降

以前の記事ても言ったように、特殊軍事作戦の変質だろうと推定している。

ロイターに併合後について記事を出している。
『情報BOX:ウクライナ南東部のロシア編入住民投票、概要と影響』
2022年9月21日

 

 


ところで、プーチンのウクライナ侵攻は、2月24日だが、下旬に大きな動きを見せる傾向がある。

◆ウクライナ侵攻の時系列(日付に注目)

2021年8月
23日 アメリカ・ドイツ・ウクライナのエネルギー大臣協議(ノルドストリーム2の承認がウクライナの利益を侵害することを確認ーーーノルド2の稼働はほぼなくなったようなもの)

2021年9月ーーーノルドストリーム2完成

2022年2月
22日 プーチン、ウクライナ東部の二つの傀儡政権を独立国として承認

2022年2月
22日 ドイツはただちに、ノルドストリーム2の稼働停止宣言(承認停止)

2022年2月
24日 プーチン、ウクライナ侵略開始(相手の出方を読んでのこと)

2022年3月
25日 ロシア国防省、キエフから後退、ウクライナ東部の完全解放を言明

2022年9月
21日 プーチン、部分動員発表

2022年9月
23日から27日 ルガンスク・ドネツクの住民投票予定

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