◆ウクライナがロシアのガス輸送を停止宣言
それはすべての量ではないらしい。
2022年5月11日8:13 午前
『ロシア産ガスの欧州向け輸送、ウクライナが一部停止へ』
ロシアの外貨獲得でガスの販売にウクライナがいつ停止するのか見ていたが、ようやく動き始めた。
「ウクライナのガス輸送システム運営会社、GTSOUは10日、同国の主要中継地点を経由するロシア産ガスの欧州向け輸送を停止すると発表した。」
中継地点・・・「ソフラニフカ経路でのガス輸送」
開始・・・5月「11日から停止すると発表」
バイパスルート・・・「ウクライナ支配地域のスジャにある接続地点に一時的に回すことが可能」
それに対するロシア側ガスプロムの言い分・・・「11日午前7時から停止するという通知をウクライナ側から受け取った・・・スジャにガスを回すというGTSOUの案について、全量を転送するのは「技術的に不可能」と主張」
背景・・・「GTSOUのセルギー・マコゴン最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、ロシアの占領部隊がウクライナを経由するガスを東部の親ロ派2地域に送り始めたと述べた。」
もう一つの背景についてウクライナの言い分・・・「東部ルガンスク地方ノボプスコフのガス圧縮施設で「占領部隊による技術的プロセスの妨害」のため操業ができない」
つまり、ロシア軍は、占領地にロシア産のガスを供給開始したということだから、ロシアのガスが通過する料金に計算されないガスをウクライナの領土上でやっていることになるわけである。
ウクライナはそのガス通過に対して何も受け取れないのであるから、そのガスのルートを遮断するというわけである。
要は、ロシア軍がロシアの占領地にガスを供給開始したからそのガスを止めるということ。だから、ロシア軍による占領地での「占領部隊による技術的プロセスの妨害」と言うのは、表向きの言い分ということだ。
このガス停止にかかわっているところがモルドバらしい。
「モルドバの国営ガス会社は、GTSOUやガスプロムから供給障害の通知は受けていないと述べた。」
ウクライナを通過するロシアのガスパイプラインは、分岐のような物があるらしく、ハンガリーとかオーストリア、あるいはドイツ、そして、モルドバに流れているようだ。
目下のところ、ゼレンスキーは、ドイツの承諾なしにドイツへ送るロシアのガスについてそれを停止する行動はとれない様子だが、しかし、今回のような理由をつけて停止した背景には、ロシアの占領地がロシアによる実質的統治に傾いていることがあると言える。
ゼレンスキーが5月9日にドイツの首相を招待したが実現せず、ドイツの外相が代わりに訪問した。
ゼレンスキーがドイツの首相と差しで対面したい背景には、ドイツがロシアから輸入しているガスの全量を全面停止してほしいからだ。
ロシアの原油については、だいたいEUでほぼ全面禁輸に傾いているものの、ガスについてはまだまだ先の話だ。
そこで、ポーランドとウクライナがロシアのガスパイプを閉じてしまったら、ロシアの外貨収入は大きく減ることになり、戦争資金が枯渇するからロシアは撤退するしかないと考える。
ゼレンスキーの狙い通り事が進まないため、ドイツの首相に直談判したいのだろう。
早くロシアのガスを全面禁輸してくれと。
ロシアのプーチンがなぜウクライナに侵略を始めたかを考えれば、ロシアのガスが安全保障上の脅威になるから、アメリカのLNGに切り替えてくれるようにアメリカがドイツを説得し、そこでウクライナを抱き込んで2021年8月には、ノルドストリーム2を実質稼働停止したため、プーチンが腹いせでウクライナの侵攻を計画したのである。
プーチンの狙いは、最初からウクライナから戦利品を得ることにある。その戦利品が製鉄所のあるマウリポリなどの工業施設だ。
ついでにウクライナにロシアのガス需要を減らしたウクライナにその代償を支払わせることにある。だから、ウクライナ各地にミサイル攻撃を加えるのである。
最初からキエフが占領計画になかったとすれば、キエフに攻め込んだロシア軍は、「おとり」のようなもので、世界中みんなそのキエフの攻め込みにプーチンの目標を取り違えることになったのである。
あのプーチン、最初から狙いをウクライナ東部と南部にしていたと考えれば、そこは、現在の占領地にぴったりとはまる。
朝日新聞から
もともとウクライナとのガス紛争でロシアは、ウクライナ東部に二つの傀儡政権の支配地域を作った。
プーチンの狙いは、傀儡政権を独立国として認めれば、ドイツがノルドストリーム2を稼働停止宣言することを読んでいたからであり、2021年8月のドイツ・アメリカ・ウクライナのエネルギー大臣の集まりで確認事項を発表してから、ウクライナに侵攻することを決めていたものと考えていいだろう。
◆ウクライナ侵攻の時系列
2021年8月23日 アメリカ・ドイツ・ウクライナのエネルギー大臣協議(ノルドストリーム2の承認がウクライナの利益を侵害することを確認ーーーノルド2の可動はほぼなくなったようなもの)
2021年9月ーーーノルドストリーム2完成
2022年2月22日 プーチン、ウクライナ東部の二つの傀儡政権を独立国として承認
2022年2月22日 ドイツはただちに、ノルドストリーム2の稼働停止宣言(承認停止)
2022年2月24日 プーチン、ウクライナ侵略開始(相手の出方を読んでのこと)
2022年3月25日 ロシア国防省、キエフから後退、ウクライナ東部の完全解放を言明
上記の時系列を裏読みすれば、侵攻開始から1か月の節目でキエフ戦線から撤退したのは、最初から捨て駒のようにキエフに侵攻し、キエフ政権の転覆を目指したかのように演出するためだったと考えられる。
プーチンの奴は、もともとゼレンスキー政権の転覆とかウクライナ占領が目的ではなかったのは、スプートニクに当時のプーチンの言明から明らかである。
『ウクライナ軍人の多くが武器を捨て、陣地を放棄=ロシア国防省』
2022年2月24日, 17:31
「ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、・・・・ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。」
占領が目的ではないが事実占領地が存在している。その点について、ロシアの言い分は、占領地の住民の意思決定を演出することで占領ではないと言いたいところがあるようだ。
ロシアのマスコミに現在占領中のヘルソン州について、タス通信から記事が出ている。
11 May
『Kherson region to prepare legal framework for joining Russia before end of year』(ヘルソン地域は、年末までにロシアに参加するための法的枠組みを準備する)
https://tass.com/politics/1449289
要するにロシアに併合することだが、それでウクライナの占領にはならないことを言いたいようだ。
記事では占領地の傀儡勢力の責任者の言明を載せている。
「The Kherson region’s authorities will prepare a legal framework for joining Russia by the end of the year, deputy head of the region’s military-civilian administration Kirill Stremousov said at a press conference on Wednesday.」(ヘルソン地域の当局は、年末までにロシアに参加するための法的枠組みを準備する予定であると、地域の軍事文民政権の副長官であるキリル・ストレモソフ氏は水曜日の記者会見で述べた。)
「A Russian region’s legal framework will be prepared by the end of the year. At this point, the Kherson region operates based on decisions made by the military-civilian administration and a decision about our future existence will be made by the end of the year」(ロシア地域の法的枠組みは、年末までに準備される予定です。 この時点で、ヘルソン地域は軍民政権の決定に基づいて運営されており、私たちの将来の存在についての決定は年末までに行われます。)
占領地の運営は、「軍民政権」が行っていると言っている。すでに政権のようなものだと言っているのだ。
そこで住民投票でロシアに帰属するかどうかについては、とにかく「ロシア地域の法的枠組み」が2022年末までに決定されるということだ。
すでにヘルソン州は、ロシアの地域のように言っている。しかし、法的な枠組みがないから年末までに決定するということだ。
ヘルソン州は、いったん傀儡政権を宣言してその政権がロシアへの帰属を決定するプロセスではなく、もうすでに「軍民政権」だから、あとはロシアの地域としての枠組みを決めるだけということだ。
ロシアのどのような行政区なのか?ーーー自治州とか、ロシア内の共和国とか、単なる行政区画とか、いろいろなものが考えられる。
すでにプーチンは、ヘルソン州についてロシアへの併合でウクライナからの戦利品にしているのがわかる。
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