■禁止薬物テオブロミンがJRAを震撼させた
2019年6月14日、JRAの中で事件が始まった。
トウスポ。
https://www.tokyo-sports.co.jp/horse/jra/1434720/
6月14日、関西の調教師の一人がJRAに連絡。
「自分のところに納品されている飼料添加物に関して、業者から禁止薬物が入っているので回収したいとの申し出があった」
なお、トウスポのウェブページはコピペが不能のサイトだ。
業者とは、厩舎にカイバに混ぜるものを販売している日本農産工業のこと。
日本農産工業は、検査を依頼しいた。そこで禁止薬物が見つかった。それから納入先の調教師に、多分一人一人に?連絡したのだろう。
禁止薬物はテオブロミンというもので元は天然のもの、チョコレートなどに含まれている。ちなみに、チョコレートでクマが死んだとか。代謝酵素を元々持っていないためか、代謝がゆっくりなのだ。
それからJRAは業者の製品を摂取した出走馬の出走取り消しを行った。
厩舎にカイバ用の添加剤を供給している日本農産工業では、次のようにPDFで説明を掲載している。
https://www.nosan.co.jp/information/pdf/00000107_1.pdf
それによると・・・「6月14日(金)午後、公益財団法人競走馬理化学研究所(以下「理化学研」)より、弊社が薬物検査を依頼したカルシウムサプリメント(製品名「グリーンカル」/製造元:ニッチク薬品工業(株)(弊社子会社/以下「ニッチク社」))から、競馬法上の禁止薬物であるテオブロミン※が検出されたとの連絡がありました。」
「原材料としてテオブロミンを使用しておりません。」
「2019年6月15日 日本農産工業株式会社」
ニッチク薬品工業(株)は要するに飼料に配合するものを生産している。牛、豚、鳥などだ。
とはいえ、禁止薬物が検出されたのは事実だ。
トウスポの記事では、厩舎関係者の文句を載せている。言いたいところは、競走馬の検査をやっていないことだ。競走馬の検査をして禁止薬物の検出をやっていないことだ。ただ単純に摂取した競走馬に競争除外をやったわけだ。
日本農産工業とその子会社のニッチクはテオブロミンを含む原料は使用していないと言明している。だが、検出された。
テオブロミンのもとをたどるなら、原材料を供給している企業になるが・・・・・そこは明らかではない。
輸入物に含まれていたなら、ほかのところで輸入しているものにテオブロミンが検出されることになるが。輸入物の原料はいわゆる牧草の類だが・・・アルファルファとか。それではないはず。
サプリメントを作る段階で混入したとみるほうが自然ではないか。いろいろな物質を混ぜてサプリメントを作るらしいから、ニッチクでよく調べるしかないだろうな。
とはいえ、156頭で済んだところ・・・それくらいしか使っていなかったということになるが。ほかの出走馬は該当のサプリメントは使っていないことになる。
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