佐賀陸自ヘリ墜落事件のボルトの破断原因 | パパケベックの総合ブログ

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2020年3月6日追加
去年9月に兵隊の墜落事故調査の完了報告があった。
佐賀新聞

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/433314

 

報告は、ボルトの破断原因について。
主回転翼を回転軸に固定するメインローターヘッドの内部は金属製ボルトの穴にピンが差し込まれ、通常は一体となって回転するが、腐食防止剤が長期の保管中に劣化してピンが固着し、ボルトとの間で摩擦が生じて破断に至ったとした。ヘリ搭載前に何らかの原因でボルトに亀裂が入っていたとの見方も否定できないとした。

明確な断定に至らない原因ということだ。当然、整備不良だろう。整備能力がなかったことを示す。そこで再発防止策に次のことを言っている。

佐賀テレビ

https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2020013001895

 

「・・・・ 部品の非破壊検査など再発防止策の習熟にも時間を要している ・・・・」

非破壊検査方法を取り入れたのが再発防止策のかなめのようだ。

すでに墜落の同型機は飛行を再開している。
佐賀新聞

http://www.asagumo-news.com/homepage/htdocs/news/newsflash/202002/200226/20022602.html

 

 

旭川駐屯地でのホバリング中の墜落事故は以下のページ。

https://ameblo.jp/push-gci/entry-12573399111.html

 

旭川駐屯地の墜落事故については、最近同型機の飛来が旭川駐屯地であったばかり。動きとしては同型機が何かを終えて旭川駐屯地から飛び去った程度だ。ちょうど墜落から1か月だ。
1か月喪に服してまた再開なのかもしれない。

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以下の記事は 2018年07月16日(月) に出したもの。下の方に今年2月の1周年での佐賀新聞の記事から進展を示している。ーーー結論的に、日米同盟基軸論の日本では原因追及は親分のアメリカに文句を言わなければならないからほぼ不可能。

事故発生・・・2018年2月5日午後
中間報告・・・2018年5月28日

■陸自ヘリAH-64D墜落事故の資料研究

二つのリンク先のものが十分だろう。一つは、航空新聞社のサイト、もう一つはユーチューブの動画。

http://www.jwing.net/news/1827

https://www.youtube.com/watch?v=gBAP9Vhe-sI


動画では、航空新聞が言っているところの墜落ヘリの整備員が交換したものを取り付けている様子が分かる。




記事ではこう述べている。

「陸自の整備員はメイン・ローター・ヘッドの交換時に当該ボルトに触れていない」

ボルトとは、「アウトボード・ボルト」である。つまり、動画にもあるように、メイン・ローター・ヘッドにブレードを取り付けた状態で交換したということになる。

墜落原因としては、

「墜落原因をNo.4メイン・ローター・ブレードとローター・ヘッドを繋ぐ部位ストラット・パックを接続するアウトボード・ボルトの破断により、No.4ローター・ブレードが機体から脱落、急激な揚力損失から墜落」


動画はメイン・ローター・ヘッドにメイン・ローター・ブレードは取り付けていない状態

陸自の話では、メイン・ローター・ヘッドとメイン・ローター・ブレードをつなぐボルトに触れていないと言っている。


それでは、ボルトに触れずにどうやってメイン・ローター・ヘッドにメイン・ローター・ブレードをつなぐのか?

1 メイン・ローター・ヘッドとメイン・ローター・ブレードが繋がったままだからボルトに触れね必要はない。

2 まさしくボルトに触れずにメイン・ローター・ヘッドにメイン・ローター・ブレードの取り付けが可能。これはない。


果たして真相の方は?兵隊陸自のやつらの説明は人を殺しそうになった事故にしては、ずいぶんとぞんざいな説明だ。

陸自の発表ではまだまだ継続調査だとか。どの点の調査か?「ボルトがなぜ破断したのかの調査」だ。
2018年5月28日、防衛省が中間報告を出した。


どうやって陸自の整備員はボルトに触れずにメイン・ローター・ヘッドを交換したのか知りたいところだ。


ところでローターは中古品だったそうだ。確か2012年に修理に出して戻ってきたものを交換したとなれば、取り付け前にもう一度厳密な検査はしていないということにもなる。検査しても分からないということか?
 
事故調査委員会(委員長・高田克樹陸将) ・・・「 操縦士の操縦および整備員の整備に起因するものではない 」
 
大丈夫なものを交換取付したのに墜落した。「 操縦士の操縦および整備員の整備に起因するものではない 」だと?
 
そりゃあ、くそッたれ陸自、原因究明は大変だろうな?
 
すり減っていたから供給企業に修理してもらったとか。メイン・ローター・ヘッドが軸にはまり込む穴の直径を修理したのか、はまり込む軸の修理をしたのか。なんだかよくわからないが、ボルトに触らずメイン・ローター・ヘッドを交換するなら、ブレードの方は取り付けたままだよな?つまり、メイン・ローター・ヘッドにブレードを取り付けたまま「保管」していたことになる。
 
 
 
信用ならない国のデータ改ざんの真っただ中にあるボンボン安倍政権で陸自の話は信用に値しないな。

事故の一言で片づけようとするな陸自?

■佐賀新聞から

 

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/332565

 

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/333960

 


陸自(陸幕)の言い分は、ボルトの破断の原因に関し・・・まだ結論に至っていない


AH-64Dの飛行再開については・・・
事故原因が明らかにならない限り、飛行再開できない


ボルトの破断が原因だったとの見方は正しく言っている。


そこで、ボルトの破談についての調査は記事に次のように「
ボルトの材質など原因によっては関係先との訴訟問題にもなりかねず、慎重になっているのでは 」と。その言動は、 元航空自衛隊航空事故調査部長の永冨信吉氏 から。


言い方が日米同盟基軸の関係ゆえに、はっきりとアメリカ側に文句を言えない様子がうかがえる。


ここ最近、空自のF35Aが墜落した。それで飛行再開をやろうとしている。だが、原因不明。なのにどうして飛行再開をやろうとするのかといえば、東京新聞に興味深い言い方があった。


東京新聞、

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201906/CK2019060502000165.html

 

つまり、「 同機の輸出元である米国に配慮する日本政府の姿勢がにじむ。

AH-64Dとは違ってF35Aはこれからアメリカからたくさん買う予定で、アメリカに借金して買うものだ。

だが、AH-64Dでは、アメリカ企業はアメリカ政府に強く結びついていて
「お前らの部品が悪いから墜落したんだ、その根拠を差し出せ、認めろ」とは言えない。


とはいえ、メインローターにブレードを取り付ける際にボルトを再利用・新規調達して陸自整備兵がボルトに触れていたのは確かだろう。それをボルトに触れていないようなことを口走った陸自は信用ならない公務員だ。

「陸自の話では、メイン・ローター・ヘッドとメイン・ローター・ブレードをつなぐ
ボルトに触れていないと言っている。」

何かおかしい。

部品の欠陥だったら、その部品を取り扱った陸自の整備兵に問題の原因があるか、その部品を供給したアメリカ企業側に原因があることになる。

空自のF35Aの墜落では、機密ばかりで
アメリカ側が根拠を示さない限り、原因など分からないと言っているようなものだ。

素晴らしい日米同盟基軸論のボンボン安倍政権だろう!


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