■石油生産産業のシェア争い？
アメリカがシェール石油で一儲けに参加している。そのシェール石油に対抗しようと大手が深海油田に力を入れるとか・・・・・・・・・
ロイター報道
https://jp.reuters.com/article/oil-deepwater-idJPKCN1G00XD
『焦点：米シェール人気に対抗、海底油田開発の「新たな波」』
確かに海の上で石油を生産するから波ぐらい立てるか。
ロイヤル・ダッチ・シェル【「ペンギン油田」は「低コストでシンプルに」】
期待できるとしたら、ガソリンや灯油の価格が下がる点だけだ。「2014から16年の原油価格暴落」に期待したいのだが、アメリカシェール石油に対抗するための深海油田だ。
「水深165メートルの海底に8本の新たな油井を掘削することで、44年の歴史を持つ油田を再生し、新設する生産プラットフォームに接続する。 」
生産経費が安上がりだそうだ。
ロイヤル・ダッチ・シェル同様エクソンモービル、トタル、ブリティッシュ・ペトロリアムも深海油田に勝負をかけるらしい。
「その狙いは、建設をシンプルかつ迅速にし、パーミアン盆地（米テキサス州）などのシェール油田の経済性に対抗できるようにすることだ。」と記事は述べている。
果たしてガソリンや灯油が値下がりしてくれるかな？
今回の深海油田の施工方法は、「インフィル・ドリリング（間掘り）によって単純な構造の油井を掘削して既存のプラットフォームやパイプラインに接続する」らしいが、新規の油田開発のような経費が掛からないということだろう。
「特注装置の代わりに汎用設備を採用する」
期待できるかな？
今の産油国の価格調整でガソリンや灯油は値上がり傾向だ。安定しているとの見方もできないことではないが、原油先物取引で儲けることしか頭にない経済システムでは、国民生活上、圧迫要因が外国産ゆえに気がかりなところだ。
イスラム国の台頭も原油がらみが背景にあったのではないかと勘繰りたくなるほどだ。イスラム国の占領大地には、石油があったからな。それに石油を売りさばいて金を稼いでいたらしいし。
金目のあるところ、争いあり。
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