2020年3月31日追加
植松聖被告の死刑が確定。
東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020033001002100.html
控訴取り下げによる死刑判決の確定。
植松被告30歳「 控訴しない。二審、三審と続けるのは間違っていると思う。(死刑は)出るだろうと思った。納得はしていない 」
納得していない点は、ゴミのような人間、無駄のような人間、無駄な出費になる人間、殺したほうが社会のためという人間を殺すことに対して罪に問われることだろうな。
東京新聞には、<証言 相模原殺傷事件>と題した特集記事がある。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202003/CK2020030302000121.html
以下が2016年07月27日付の記事
■相模原大量殺人事件
2016年7月26日午前2時半、相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」から110番通報。
それが今回の殺人事件のニュースになった。
現在まで19人が殺された。
http://www.sankei.com/main/topics/main-32409-t.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160726/k10010609231000.html
殺人者は殺害後警察に出頭、「津久井やまゆり園」の元職員だった男だ。
植松聖26歳。
2012年12月から「津久井やまゆり園」に非常勤職員、これ以前は運送関係
2013年4月から常勤職員
2015年1月 入れ墨がばれたとネットで書き込み
2015年6月 傷害容疑で書類送検・・・酔った通行人の男性とケンカ、八王子
2016年2月14日 島理森衆院議長宛に手紙・・・
2月18日 勤務中「重度の障害者は生きていてもしかたない。安楽死させたほうがいい」
2月19日 「津久井やまゆり園」が警察に通報、退職
2月20日 処置入院先で大麻の陽性反応
2月22日 「大麻精神病」や「妄想性障害」の診断
3月2日 退院
2016年6月金髪に染めたのを目撃される
7月25日 容疑者宅にパトカーを近所の人に目撃される
7月26日 未明、殺害開始
勤務中の2月18日に発した言葉通り、重度の障害者を狙ったらしい。
その発言以前にも施設内での入所者に対する暴力的なことがあったらしい。
結束バンドを用意したり、職員を縛ったりして殺害したように計画的に、殺しを目的にやったことは明らかだ。
「重度の障害者は生きていてもしかたない。」と職員が考えること自体おかしなところがある。そういう障害者を介護することで飯が食えるからだ。
感情の起伏が激しい点もあったようだ。大麻の陽性反応が出たのは、それで精神病になった可能性も考えられるし、大麻も常習していたとも考えられる。
大麻については、重症障害者にたいする仕事でストレスのはけ口に大麻を手に入れたのだろう。つまり、かなり前から大麻を常習していたのだろう。
入れ墨も施設内での暴力も衆議院議長あての手紙も、頓珍漢な行動は仕事のストレスと大麻による精神病だろう。
「安楽死させたほうがいい」と言いながら、刃物で殺すところ、かわいそうだから殺してあげましょうではなく、死んでしまえ、と思いながら殺したものと考えられる。つまり、重度の障害者に対して憎しみがあったのではないか?
処置入院で大麻が検出されてそれでこの事件だ。役に立たない処置入院を全国放置してしまったようだな。縦割り行政の弊害と言うべきか、処置入院制度の根本欠陥と言うべきか、医者のOKサインであとは知ったところではないという処置入院制度が今回の事件で明らかとなったわけだ。