『人類の問題』輪読会スタート
神尾学先生による輪読会。
今回の本は『人類の問題』です。
https://aquarius-g.com/2022/02/06/20224-6zoom-reading/
私たちはいま、
人類が一つになる時代を
迎えている
敵意と反感、憎悪と人種差別を
捨て、一つの家族、一つの生命
一つの人類の視点から考えるよ
う求める。
ジュワル・クール大師
序文
思考するすべての人々は、私たちが今日直面している
主要な世界問題の考察に時間と思考を割く必要がある。(p11)
すべての人々が直面している当面の霊的な課題は
憎悪を徐々に相殺し、鍛えられた想像力に富んだ
創造的で実際的な善意という新しい手法を
始動させることである。
善意は、人間が神の愛を表現しようとする
最初の試みである。(p12)
善・・・第2様相
意・・・第1様相
善意は、二つの様相がブレンドされたもの。
人類が抱える問題のネックになっているのは
得るが与えず、受け取るが分かち合わず、掴むが分配せず
というものであった。
これは法則の侵害であり、人類に明確な罪を負わせた。
人類は実際、与えられた教えに従って生きてこなかった。
人々は光を遮っている。
人々は自らを訓練していない。
内的な知識ではなく、貪欲な欲望と背徳の野心が支配している。
霊的な印象づけは遮断され、
循環すべき神聖な流れは妨げられてきた。
この流れを復興し、この障害物を取り除くのが
世界の弟子たちの役目である。
これが今日、霊的な人々が直面している大きな課題である。(p13)
現実世界での揺さぶりが
一人一人の霊性の高まりを促進させる!
第1章 諸国家の心理的回復
人々がより広い視野をもって考えられるようになったときにだけ
至る所の人々の融合が可能になり、同胞愛が生まれ、
ヒューマニティー(人類・人間性・人間愛)が
私たちの意識において一つの事実になるからである。(p16)
利己主義が、それに付随する弱さと共に、ほとんどの人々の特徴である。
しかし、すべての国々に、自己中心的な態度を脱した人々がおり、
国際的な観点から考え、人類全体の複利に専心している人々もいる。
彼らは、世界が一つであり、人類が一つであるという
認識が生まれることを熱望している。(p18)
個人としての人がどのような人間関係を結ぶか
隣人とどのような関わり方をするか
地域とどのような関わりを持つか
市町村と、国と、世界と・・・
一事が万事
自分の姿勢を見ることで
世界との関わり方をそれに当てはめると
理解しやすいのではないか、と感じました。
マトリョーシカはそれを表しているのでは?
と閃いた次第です。
神尾先生の考察もお聞きしながら
読み進めることができる輪読会。
いま、この大きな転換期に
どのような姿勢で生きるかの指針になるような
情報が伝えられています。
さらっと一読するだけでは勿体無いので
再読しながら印象的なことを
ブログに綴っていきます。