滋賀からベリーダンスを発信!!
Black BerriesのYoshieです。
人の痛みなんて、なかなか分からんよね~。
それが、普通。
だって、その痛み、経験無しやもんね。
まさかの我が子が、
たった数か月とは言え、車いす生活となった時、
私は、車イスでの生活が、どう言うモノなのか、
初めて知りました。
行きたいラーメン屋さんに、
車イスで行けないと分かった時は、
こんな何て事ない事も、出来なくなるんやなと、
温泉大好き一家やのに、
日帰り温泉にも、連れて行ってあげれないのかと。
(あっ、足湯には、行けたよ)
買い物に行って、車イスの人を見ると、
あの頃を思い出す。
外泊させて貰って、家に帰らせてあげたい
イビキのおっさん達から、解放させてあげたい(笑)
親なら、誰しも思うやろ。
しかしや、玄関からは、入れへんのよ。
こうなったら、おばば様の部屋からやとなったが、
二段のステップを、どないして運び入れるのか・・・、
おばば様と二人して、考えた。
「何か、頑丈な板みたいなの無いか」
「あっ、あるわ」
と、奥の部屋の押し入れから持って来た。
あの~、その板、何に使ったん
で、何時から、あるん
でかしたおばば様
初外泊の日、ドキドキで板使用。
なんやな、完璧やがな
味を占めた、私達。
こうなったら、外泊、外泊やーと、
婦長に怒られるまで、やりたい放題(笑)
人の痛みは、
我が身が痛んで、やっと、理解できる。
本当は、辛い痛みは避けたいけど、
痛んだからこそ、分かる事、多い。
周囲からすれば、「大丈夫なん」 と、心配する事も、
「まあ、どないかなるよ。なるようにしかならんし」 と、
何時までたっても、何ら変わらない私に、
アホチャウカ・・・Yoshieさん・・・と思って居たかもしれない。
まあ、それも良しとしとこうか。
ふと、周囲の人の顔が浮かんだ。
私の周りには、痛んだ人、多い(笑)
有難い事に、そう言う人達の生の声を、
何時でも聞かせて貰える。
有り難いなと思う。
さあて、
いよいよ今日で、私の夏休みが終わる。
今夏は、珍しく、家族旅行無し(笑)
まあ、たまには、家に居れと言う事なのだろう。