滋賀からベリーダンスを発信!!
Black BerriesのYoshieです。
1年なんて、あっと言う間に過ぎるなぁ。
昨年、おばば様の大親友が、
あちらの世界へと旅立ってしまった。
私にとっては、
二人目の母と言っても、過言でない位、
小さな頃から、面倒を見て貰ってきた。
胃癌だと、幼馴染から聞かされた時、
あと1年か・・・と、何気に思ってしまった。
本当に1年後、お別れの時が来て、
最後のお別れの時、
「1回くらいは、おばば様の枕元に立ってあげてな」 と
心の中で呟いたが、未だ、立った事が無いと言う。
「あっちで、ええのん見つけたな
それとも、大好きやった人と、やっと会えたんかな
まあ、どちらにしても、こちらの世界には、
未練など無いって事か」 と、先日、話していた。
子供の頃の私から見ても、
おばちゃんは、強烈な存在で、
この辺りで、あの顔と名前を知らない人は居ない
と言っても、過言では無いはず(笑)
とにかく、驚くほど、忙しい人だった。
色んな活動に参加し、
一体、どうやって、そのスケジュールをこなしているのか、
パワフルそのものの人だった。
忙し過ぎて、すっぽかしも多かったらしいが、
おばば様曰く、
「あの人はな、人が嫌がる事、出来ればしたく無い事を、
引き受けてする人。私は、そう言う所を、かっている」 と。
近所で、おばば様と歩いて居た時、
前方に、おばちゃん発見
「まあ、私らの所まで歩いてくる間に、
二人は、知ってる人と話すはずやわ」 と、見て居た。
案の定、右向けば、○○さん、左向けば、○○さん、
となってしまい、私達が、おばちゃんを抜かす事に(笑)
寝てる暇あるんやろうか・・・何て事は、心配無用で、
ちゃっかり、サスペンスを見て居たり(笑)
時間の使い方と言うのを、熟知して居て、
動きに無駄が無かったのだろう。
どんなに忙しくても、
お兄やお嬢のお祝い事は、覚えて居て、
プラッと現れては、プレゼントを置いて帰ってくれた。
これには、本当に、ビックリの連続。
お通夜とお葬式と、
家族同然の顔をして、寄せて頂いた私達。
幼馴染に、
「ビックリする位の人が、お参りに来てくれるからな。
ホンマに来るからな」 と、先に言っておいたが、
お葬式が終わった後、
「こんなに、沢山の人が来てくれはるなんて、
思っても居なかった」 と、家族皆が驚いて居た。
表だった場でも、かなり活動して居たけれど、
縁の下の力持ちでもあった、おばちゃん。
そう言うおばちゃんの生き様が、
お別れの場に、沢山の人を呼んだのだろう。
世の為、人の為、
下積みや、裏での仕事は、人の目に付く事が少なく、
ハッキリ言って、評価は無いに近いかもしれないが、
必ず、見て居てくれる人は居る。
何をやるにも、無駄など無い。
おばちゃんの地道な活動は、
皆の心に、届いて居たんだな。
今日は、おばば様のバースディ。
プレゼントに、枕元に立ってあげて欲しいなぁ~と思う。
おばば仲間達からのお花。
友達のお花屋さん アミティ にお願いしました。
喜んでくれると良いなぁ。