今回のお江戸旅には、私一人で行く予定だったけど、
お嬢が、
「私も、東京に行きたい」
(行った事あるけど、小さかったので、記憶無し)
「帰りは、一人で帰れるか」
と聞いてみたら、即答で、「うん」と
一応、京都駅まで、おばば様にお迎えをお願いしました。
普段は、わが娘とは思えぬのんびり屋で、
正直、頼りない
大丈夫かと、何度も聞いたりしている。
一人で帰れるやろう、
この歳になって、出来ない事は無いと
思ってはいたけれど、
秘かに、私もドキドキして居た。
お嬢最終日の夜、
お布団に入ってから、
「母ちゃん、色々と、有難う御座いました(なぜか、丁寧だった)。
楽しかったです。」
と、ここまでは、そうかぁって感じで聞いてたんですけど、
その後、
「ベリー、頑張ってな。
振り付け忘れたらあかんで(大きなお世話や)。
沢山のお客さんの前で、楽しんで踊ってな。
応援してると。
次の日、いよいよお嬢とお別れ。
新幹線に乗り込み、
窓越しに会話して居たら、
お嬢が、カバンから、何やら出した。
私に渡すものだったらしく、ドアまでやって来た。
受け取った物は、手紙
私、笑ってはいたけれど、涙腺、爆発寸前だった
数日後には、会えるんだけど、何だか、込み上げて来て
見送った後、すぐには、手紙を読む事が出来ず。
2時間ほど経ってから、
お涙ちょうだい覚悟で読みました
東京に来て、楽しかった事、
私の行動が早過ぎて、ついて行くのに必死だった事(笑)、
また、連れて来て欲しい事、
裏面には、
なんで、ベリーダンス習おうと思ったん
メイクした、私の顔を見ては、パンダみたい
その恰好の時は、恥ずかしいから、離れて歩いてな
とまあ、ベリーダンスを初めて以来、
お嬢からは、さんざんな言われっぷりでした。
初めて、
応援してる
と、言ってくれました。
この言葉を貰うのに、6年、掛かりました。
お嬢、
踊る直前、「応援してる」が、頭を過ぎりました。
お蔭で、振り付けが抜ける事無く(笑)、
最高に素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。
手紙、お守りにします。