退院までの話 | Umi 43才 不妊治療記録

Umi 43才 不妊治療記録

膀胱子宮内膜症・チョコレート嚢胞・子宮腺筋症、AMH0.2以下、FSH高い。妊活中に膀胱子宮内膜症をみつけ、手術済み、妊活再開。誰かの役に立てればとブログに綴っていきます。

膀胱子宮内膜症のため、膀胱の一部を切った。そのため術後約1週間尿道にカテーテルをつけたまま過ごし、膀胱がくっつくのを待った。


3日くらいで膀胱はくっつくらしいが、周辺にある腸など感染を起こす細菌が多い臓器が近いため、慎重に様子見るため時間をかけたとのこと。


また、力んじゃダメと聞いてなかったので、術後尿意があって力んだら血が混ざった小水が流れ出た。めちゃ痛かった。

まだ膀胱はくっついていない時だったからだろう。


腹腔鏡手術はガスをお腹に入れて膨らませるので、術後のガスの残りが1週間くらいでやっとなくなった。


ガスのせいで肩やお腹の張りや筋肉痛のような痛みになってた。


体を動かすことで呼吸や代謝でガスが吸収されなくなっていくらしいが、尿道カテーテルをつけたまま歩くと尿道が痛むようになるので、ほどほどにした。


また、長時間喋るのも息が切れたりした。


寝返り打つとお腹に水風船が入ってるようでタプタプと音がしたし、ガスの移動で痛かった。


それでも、日に日に体が動けるようになって嬉しかった。


婦人系の手術全部そうかわからないが、術後は何日間かナプキンつけていた。


術後の出血の対策らしい。


自分は生理並みに出たが、生理ではないと言われた。(ジェナゲスト服用3週目くらいだったため)


術後1週間の日に、膀胱造影剤を入れ、膀胱がくっついたかどうか検査があった。

ctスキャンみたいな台の上に乗って膀胱に繋がったカテーテルに造影剤が入り、漏れそうって感じたら先生に声をかけるという流れだった。


傷が開くのが怖くて早めに声かけてしまったけど、okはでた。


カテーテルは看護婦さんが引っ張ったらすぐ取れた。


1週間もぶら下げてて痛かったけど、あさりとれて拍子抜けした。


カテーテルを太ももにくっつけていたが、それを力任せにはがされたので、火傷したような水脹れができてた。


元々肌が弱いので、肌に優しいテープで止めてもらっていたが、急いでた看護婦さんの荒技で真っ赤に跡が残っていた。


今でもその跡が消えずあれこれ軟膏を試してる。


お腹もおへそ以外に3箇所切り傷の痕があった。虫刺されくらいな感じになると聞いていたけど、まだ腫れてもっこりしているし、赤茶色だ。


その後婦人科で念のため内診され、

問題ないとのことでいきなり退院が決まった。


今日の今日ですかってびっくりしたけど、急いで荷物の片付けをし、在宅で仕事してる夫に連絡して、病院に来てもらう。


急いでお世話になった看護婦さん簡単なお礼の手紙を書き、退院手続きしてくれた看護婦さんに託す。


痛み止めはまだあるかと聞かれたが、もう飲んでいなかったので、ある分で足りると思いお願いしなかった。


ただ知らなかったが、退院後の日常生活の中で痛くなることが多々あり、もらっておけばよかったと後悔した。


消炎効果のある「ロキソプロフェン60mg」と「レバミピド錠100mg」のセット。レバミピドは痛み止めが胃を荒らすのを和らげるらしい。


昔胃痛持ちでお世話になってた。


自分はたまたま1週間以上入院したが、2、3日で退院する人が多いようだった。


すごいな。

自分はとてもじゃないけど体がしんどくてそれでは働きにいけなかった。


医療が進歩して手術方法が体への負荷を減らしても、治るのは1人1人かかる時間が違うから、術後すぐ働くとか当たり前に思わないようにしようと思った。


入院中にレンタルしてるパジャマから私服に着替えた時、不思議な気持ちになった。


すっかり入院生活に馴染んでたようだ。


バタバタと片付けして昼前には精算して退院続きも終わった。


なんだか疲れてしまったが、今日の夕飯はどうしよかなって急な退院と一緒に思った気がする。


初めての手術の入院生活は、しばらく記憶深く残るだろうな。