情報がたくさん入ると、
選ぶために迷いませんか~?
そうすると、
数がこなせなくなって、
今までよりも上手くいっていない気がしませんか~?
 
 
 
それはね、
 
結果をいろいろな方向から
見るといいですよ~。
 
 
 
 
 
例えば、これは、
私がイチゴ狩りで体験した話です。
 
 
イチゴ狩りに行く前に
テレビで
「美味しいいちごの見分け方」
をやっていたんですよね。
 
 
☑ ヘタは反っていたほうがよい
☑ 種も赤い方がいい
 
などと
美味しいいちごに関する情報がたくさん入ったんですよ。
 
だから
今回のいちご狩りの目標は
「イチゴを100個食べよう!」から
「できるだけ美味しいいちごを100個食べよう!」
 
に変化していたんです。
 
 
既にたくさん食べている図
 
 
すると、
去年までは
 
あ!これ美味しそう!
 
と目に入ったいちごは、躊躇なく食べていたのに
今回は、
 
「ん?ちょっとヘタが下向いているかな…」
「赤いけれど、う~ん…種までじゃないな…」
 
と、別な捉え方が出てきたんですよね。
 
 
だから
「これだ!」と見つけても、その捉え方が
「待った!」をかけて
 
「それ、美味しくないかもよ?」
 
と躊躇して選ぶようになったんです。
 
 
するとね、
選ぶ時間が多くなって、
結果的にすごく食べるスピードが遅くなり
80個しか食べられなかったのです(笑)
 
そんなに食べたんか!というのは受け付けまへんぶー
 
確かに
「毎年100個食べられていた私」が
「今年は80個しか食べられなかった」
 
結果からすると、
数が減っているので、
目標から遠ざかっているように見えるんだけれど、
確実に変化の経過を辿っているな~と思うんですよね。
 
 
 
なぜなら、
「美味しいイチゴ」という新しい条件が生まれたことで
まずは美味しいことを優先しますよね?
 
でも、
今までの目標もクリアしたいから、
なるべく今までと同じように行動します。
 
そうすると、
30分という時間制限の中
美味しいいちごの見極めに時間がかかり、
今回は80個しか食べられませんでした。
 
つまり、
今までとは同じ食べ方や選び方では
条件がクリアできないことを知るわけです。
 
でも、
80個のいちごの美味しさクオリティーは
今までよりもずっとよかったことは
大きな成果です。
 
 
 
今回の結果を受けて、次は
 
「美味しいいちごを100個食べるには、どうするか」
 
という新たな思考が動き、
工夫していこうとするワケなんです。
 
 
こうやって一見、後退しているように見えても
変化の過程では前進していることがありますよね。
 
だから結果は
いろいろな方向から見られるようになっておくといいですよ~。