セミナーを開催している私が言うのも何ですが

 

「セミナーで学んでいる自分」を得るために通うのは

時間もお金も勿体ないと思う。

 

なぜなら、

セミナーを受講している時間は人生の中のほんの僅か。

例えば1カ月に1回、2時間のセミナーなら

720時間のうちの2時間なわけで

それ以外の日常の時間の方が圧倒的に多いわけです。

 

だから、セミナーで入れた知識や気づきを、

どう知恵に変えるかが大事で

ここがないといつまで経っても、

腑には落ちないし、自分のものにならないし、

不安や欠乏感からまたセミナーに行きたくなる。

 

 

そうなったら

 

「学んでいる自分でいるでいるために

安心料を払ってセミナーに参加している」

 

ことになって、どれだけ学んでもずっと自分のものにはならない。

「そっか!」と腑に落ちた気がしても、また戻る。

 

でも、

 

何かを掴む意識があって行動すれば、

それはセミナーでなくても、

どんな小さなことでも知恵に変化する。

 

私自身が「セミナーに通う自分が安心」だった時期があったから、よくわかる。

あの頃は誰かが何かを教えてくれることを待っているばかりで

決して主体的に学ぶ姿勢はなかった。

 

 

結果、どのセミナーに行ってもイマイチに感じたし、得られた気がしていない。

だから「このセミナーは私に合っていなかったのかも」

なんて勘違い甚だしいことも思っていたし、

「このセミナーなら答えが見つかるかも!」なんて思ってまた申し込む。

 

それももちろん悪くないけれど、私は疲れたな(笑)

 

今もうっかりすると受け取り体質が顔を出し、

「くれ~」と待ちの姿勢になるけれど

前よりはセミナーを受ける姿勢は変化したと思う。

 

セミナーに参加する目的、もう一度ちゃんと見直してみた方がいい。

初めの頃と今では目的も意識も変わっていることもあるからね。

 

参加している自分でいることが安心だから?

セミナーで知識を知恵に変えて,自分のものにしようと思っているから?

 

もしも後者なら、自分は何をしたら、知識が知恵に変わるのでしょう?