IRIS療法+ベバシズマブBS 8クール23日目 今できることをコツコツと。 | 50代夫が大腸がんステージ3cから再発。がんと共存療法中。

50代夫が大腸がんステージ3cから再発。がんと共存療法中。

2022/07/14 S状結腸がん手術(ステージ3c)
同年9/16からゼロックス療法開始
2023/9/5再発(腹膜播種)ステ4
2023/9/21からIRIS(イリノテカン+S-1) + ベバシズマブBS

昨日は久しぶりにちょっとした下痢があったようですが、前日の休みに食べ過ぎている影響のような気もするので副作用と言い切るのは難しいです。

 

それ以外はむすめを小脇に抱えてバイクの動画見て変わることなく元気にしていました。

 

昨晩、こんな記事を目にしました。

 
 
我が家は大腸カメラ検査後の生検の結果が出る前の段階で告知をされました。

 

今通っているようなちゃんとした病院ではありえないことでしょうが、最初に行った町の胃腸科は昔からの口の悪いおじいさん先生でした。

そういうことも平気で言ってきちゃう。

 

前日に出血性大腸炎と言われてからの翌日のまさかのガン宣告。

はっきり言って意味がわからないという状態でした。

 

受け止めるとか受け止めないとかも考えることもなく、頭が真っ白で本当に何が起きているのかがわからないという感覚でした。

衝撃とかそういう感覚とも違いましたけど、とにかくワケがわからない。

「大腸がんて・・・何?」って思ったのを覚えていますし、朝起きたら違う話になってるんじゃないかとか思っていました。

まだ生検の結果が出ていなかったこともあり、ワンチャンあるんじゃないか?なんて思ったりもしていました。

 

まあ、でも結果が変わることなどなく術前検査を含めた準備や保険などの調べ物で忙しくなってしまい、なかなかショックを受けている間もなく時間は過ぎていきました。

 

私に実感がわいたのは夫の手術後に主治医から電話があった時です。

静かな家で一人で電話を聞いていました。

 

誰かにいくら話を聞いてもらったところで、結局はふたりで乗り越えるしかない。

結局は周囲にとっては他人ごと。

日々の暮らしの中で少しずつそう感じることが多くなっていき、現在の自分たちの強さにつながっています。

 

でもそれは当たり前です。

自分たちにとっても今までは対岸の火事どころか宇宙レベルの話でしたから。

 

手術して終わりではなくて、5年後の寛解を目指す毎日の心配に縛られていました。

血眼になって5年後まであと〇日と数える私。

とても5年も持ちそうもないメンタルでした。

今思えば再発した今よりよっぽど苦しかったな・・・という日々でした。

 

私のことだからきっと5年が過ぎても心配は止まらない。

口うるさく夫にお酒のこととか言ってしまう。

そしたらきっと怒られて家の中が暗くなります。

当たり前ですよね、夫にとってはいつまでも妻が解放しないのですから。

 

再発してよかったという事はありませんが、いろいろ吹っ切れたのは確かです。

 

落ち込んでも下を向いても何も変わらないから、今できることを日々コツコツとやりながらもっと新しい治療法が来ないかな?と待っています。

 

これしかないと思います。

 

 

 

昨日の夕食。

おすすめは毎度おなじみのセロリのきんぴらに鶏むね肉を足してメインにしたもの。

肉は焼く直前に片栗粉まぶして柔らかくしています。

 

こちらのレシピのサブ扱いで掲載されています。

 

見ての通り切っただけのトマト、見切品のカット白菜を浅漬けの素に入れただけのもの、洗っただけのぶどう・・・と「だけだけ」だらけです。

 

あまとうのおかか炒めも種ごといけるという魅力の一品です。