IRIS療法+ベバシズマブBS 7クール目開始 ただしBV抜き | 50代夫が大腸がんステージ3cから再発。がんと共存療法中。

50代夫が大腸がんステージ3cから再発。がんと共存療法中。

2022/07/14 S状結腸がん手術(ステージ3c)
同年9/16からゼロックス療法開始
2023/9/5再発(腹膜播種)ステ4
2023/9/21からIRIS(イリノテカン+S-1) + ベバシズマブBS

昨日は無事に7クール目には入れたのですが、やはりベバシズマブBSはお休みになりました。
副作用のタンパク尿の為です。

 

タイトルどうしようかなって悩んでいますが、正式にIRIS療法に切り替えたわけではないので何となくまだこのままです。

白血球は少なめでしたが、大丈夫でした。

 

少なめで怪しげな時もありますが、ゼロックス療法の時と比べると比較的、治療ができている印象です。

昨日はどうにも変わらない足先のしびれについて相談したようで、プレガバリンが飲める限界量まで増えました。
75mg×4錠を朝・晩の服用です。

 

足の指の水疱は快方に向かっていることもあり、夫判断で相談はしなかったそうです。

 

 

昨日は点滴が終わる頃に病院に迎えに行きました。

時間は見計らったつもりでしたが、いつもの場所に向かったら夫がすでにぽつんと座っていました。


帰りに恒例のコンビニに寄りました。
好きなものをカゴにいれてもらい、それを全部買います。
点滴から数日の食欲があやしい為、私の自炊も抑え気味になります。
あまり作り置きで圧を与えないほうがいいと思うので、物足りなければそのコンビニアイテムに助けてもらいます。

まあ、治療の週は私ももれなく自炊を少なめにできるのでメリハリがついていいかもしれません。
(生きている限り続く家事なので)

 

家に戻ったら夫は少しはソファーに座っていたのですけど、すぐにベッドに行ってしまいました。


この治療が始まった頃は帰宅すると少なめにビール飲んで少しは何か食べていました。
それがそのうち食事は残すけどビールだけ1本すするように変化。
だんだんと食事は眺めているだけで手は付けない。ビールひと口ふた口すするのみ。
そして昨日はとうとう食べない飲まないという状態に。

だんだんと抗がん剤が蓄積しているのでしょうか?

 

まあ、「飲まない」は別にその方がいいんですけど、夫が飲まないって相当なんですよ。
何だかんだ言って飲めている時はまだ大丈夫で、完全に飲まないときは本当に体調が悪いんです。

 

私にとっては世の中から消えて欲しいものの1つがお酒なんですが、この憎たらしいお酒は夫の体調のレベルを私に教えてくれるアイテムでもあります。

 

でもお酒は嫌いです。一生嫌いです。

自分が飲まないお酒のことで泣いて怒って悔しい思いを何度もしました。

お恥ずかしい話なのですが私の実家は父親の飲む酒がきっかけで壊れました。

世の中から何か1つ消せるのなら、真っ先に私はお酒を消します。

 

 

分子標的薬はお休みでも抗がん剤は点滴と経口の2種類ですから、そりゃ体はきついでしょうね。

今月は5/31にCTを撮るみたいです。
前回から3か月が過ぎているので経過を確認するのでしょうね。
その結果が出る診察は私も同席予定です。

 

正直、IRIS療法でも現状維持できていればその方がいいですよね。
何らかの治療はエンドレスで続けるわけですから、なるべく体の負担を減らして長く続けられる方がいいかなと。

使うことができる薬はなるべくとっておいて使えるカードは1つでも多く手元にある方がいい気もします。

あくまでも素人思考ですが。
夫はRAS遺伝子に変異がある為、変異のないタイプの患者さんと比べるとスタートラインが不利です。
 

 

 

手術が不能ならエンドレス抗がん剤をして共存できれば良いと思ってはいますが、そのうち耐性が出来て使える薬が無くなってしまうのか、耐性が出来る前に夫の体が副作用に負けて治療自体が継続不可になるのか、たいしたことは起きずにひょうひょうと普通に暮らし続けるのかは今のところ謎です。

 

もう薬のレベルが自分が知っているものとは違いすぎますので、先のことを心配したってあれこれ考えたって自分レベルにはわかるわけがないんですよ。

投げやりではなく本当に流れにお任せするしかありません。

こんなに頑張っているんだからガンに消えてくれとは言いませんが、せめて現状維持か少し小さくなっているという話はCTの結果としては欲しいところですが。
つらい治療に見合う結果かどうかはわかりませんが、少しでも良い話ならば出口の見えない治療の励みにはなると思いますし。

 

 

ご参考までに昨日の会計(3割負担)

外来(治療前検査・再診・化学療法あわせて):10,420円
処方箋:4,850円(ミヤBM・S-1・プレガバリンを14日分)

体表面積1.73㎡程度・後発薬使用です。

ベバシズマブBSがある場合は+10,000円と考えてください。

 

 

1年前の今日はまだ寛解に向けてわくわくしていました。

とても平和なブログ。