昨日も下痢のみ。
ただ、そのわりには体重が戻っています。よく食べますからね
昨日も特に何ら変わりなく元気でした。
今、夫と「春になったら」というすい臓がんをテーマにしたドラマを録画してみています。
先日の放送では無治療で走ってきた主人公が死の恐怖を口にする場面があったのですが、夫がそれが共感できると言っていました。
「俺もそんなに長くは生きられないのかなぁとかふと思ったりすることがあるよ。」みたいな言葉だったと思いますが。
何と返したらいいのかまったくわからないので私はうなずくのみで終了しました。
わからないものはわからないですから。
今は健康な私もガンと共存している夫も生きている限りは全員共通のゴールである「死」には近づいているわけじゃないですか。
そのゴールに近いところに立っているのがどちらか考えたら、現時点では夫です。
ただ、それは今日ひっくり返ることもあるわけです。
私からすればガンに関係なく、夫には私より先に旅立って欲しいと思っています。
何にも出来ない夫が残すわけにはいかないのです。
1人残されてオロオロする姿が目に見えていますから、意地でも死ぬわけにはいかないのです。
昨日の副菜。
以前、よく焼肉屋で食べていたしいたけのバターしょうゆ焼き。この状態でオーブントースターで何となく焼いてしょうゆ垂らして食べます。しいたけは夫の好きな食材です。
いんげんとしいたけの軸をガーリックソテーにしたもの。
ガーリックソテーは大原千鶴さんの本で覚えました。
我が家はこの本の登板率高いですよね。
ガン予防に良いとされる食材も大事ですが、それらばかりをテーブルに並べることはしません。
好きなものをおいしいと思って食べてもらえるよう、自分なりに考えて用意しています。
夫が好きなチョコレートも相変わらず見かければ補充しています。
冬季限定なので消え始めたスーパーもあるのですが、まだ手に入っています。
糖質はガン細胞の餌だという意見もありますが、そんなこと言い出したら私も含めて世の中全員ガンということになります。
変なことは気にせず、食べたいものは常識の範囲でごほうび的に食べたらいいんです。
現時点でやれる治療をコツコツと続けていれば、極端な話ですが明日にでも新しい治療が登場するかもしれない。
とにかく何が起きるかは最後までわからないので、毎日を生きていれば逆転のチャンスも十分あります。
余計なことは気にせず、夫がガンであろうとなかろうと普通の毎日を過ごすのみです。
今はこのむすめを私も夫も残していくわけにはいきません。