次の選挙で投票する前に今日までどう変化してきたのか学習せよ 20240411 | プルサンの部屋(経済・世界情勢・株・通貨などを語るブログ)

安倍晋三を除いて、小泉純一郎から岸田文雄までの歴代首相は、日本を売って、自分の保身しか考えていない。
その結果、日本国民の生活が段々苦しくなり、日本国民の血税を外国人(在日特権、アジアからの外国人留学生に手厚い手当支給)に厚遇している。

逆に、日本人が外国で外国人だから厚遇してくれる国はどこ?
どこもあらへんで。

昼食は220円、地獄のような日々…意外と知らない、平均年収の「厳しい生活実態」

平均年収443万円――これでは普通に生活できない国になってしまった。なぜ日本社会はこうなってしまったのか?

重版7刷の話題書『年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活』では、〈昼食は必ず500円以内、スタバのフラペチーノを我慢、月1万5000円のお小遣いでやりくり、スマホの機種変で月5000円節約、ウーバーイーツの副業収入で成城石井に行ける、ラーメンが贅沢、サイゼリヤは神、子どもの教育費がとにかく心配……〉といった切実な声を紹介している。

スタバは我慢、水筒にお茶……
『年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活』の第1部では、平均年収でもこれだけつらいという、一般企業、自治体、病院などで働く40代前後6名を追った。
都内に住む30代の女性は自治体の非正規労働で、年収は348万円。夫の年収と合わせた世帯年収は、約1000万円。
十分な収入があるように見えるが、「私は下のほうで生きている」と感じている。

スーパーで最安値の買い物をする毎日。割引シールの商品を買うのは当たり前だ。
たまには「スターバックス」で「和三盆ほうじ茶フラペチーノ」が飲みたいけれど、トールサイズで705円かと思うと、ぐっと我慢する。

ランチに1000円なんて贅沢すぎる。
昼食は220円でサンドイッチを買うだけ。
世帯年収が1000万円でも、家のローン、子どもの学費を貯金するので精一杯。
ワンオペ育児であくせくする毎日で、鬱病にもなった。

北陸地方に住む30代男性は、リーマンショック後の就職氷河期世代。
現在、電車の運転士で、年収は450万円。
その地域の平均収入を超えている。
不妊治療を始めるところで、「いったい、いくらかかるのか」と頭を悩ませている。

自分で弁当を作り、水筒にお茶を入れて仕事に出かける。スマートフォンの契約は、「au」から「UQモバイル」に変えて利用料を月5000円ほど浮かせる。

妻も同じくらいの収入があるが、5年ごとに仕事の契約が結ばれるため、見通しが不透明。ダブルインカムが続かない可能性もある。
男性は倹約して、残ったお金をすべて貯金に回している。

平均年収があっても、多くは家計がギリギリ。得体の知れない将来不安も抱え、出費を抑えている。これでは消費が落ち込み、景気がよくならないのも当然だ。そして、収入が平均値を下回れば、もっとつらい現実がある。

地獄のような日々を生きる
保育士、介護ヘルパーなど社会から必要とされる職業の収入は、まだまだ低い。

新型コロナウイルスの感染拡大が長く続いて不景気となった「コロナショック」の影響も大きい。シングルマザーである、子どもに障害がある、親の介護があるなど、現状の社会で不利な立場にあると、低賃金から脱せなくなる。

北海道の20代の女性は、コロナの影響で大手アパレル店舗での販売員の仕事をなくした。コロナで小学校が一斉休校になると、子どもを家に置いては職場に行けず、仕事を休まざるを得なくなった。

国は休業補償の制度を設けたが、当初は労働者ではなく雇用者が申請書を出さなければならず、「あなただけ特別扱いできない」と、女性は会社から助成金の申請を拒まれた。
職場に居づらくなり、職を失った。

現在、清掃会社と小物販売で得られる年収は180万円程度。
安定収入のある夫もコロナの影響で仕事がなくなりそうだ。
娘の習い事を減らし、中学受験にも難色を示さなければならない。
冬場は灯油代の節約のためストーブは一台しかつけず、家族4人が一部屋で肩を寄せ合って過ごした。

就職氷河期世代のゆく先を物語るのが、埼玉県で高齢の親と二人暮らしをする50代男性の例だ。母親の介護が必要で、できる仕事にも制約がかかり、貧困に陥っている。

研究者を目指していたが、大学の安定した研究職のポストは少なく、ずっと収入は不安定。非常勤講師で得られる収入は年に200万円程度だ。
大学院に通った学費を奨学金で賄い、まだ250万円もの返済が残っている。

年金保険料も住民税も未納状態で、ポストには督促状が配達されてくる。
カードローンにも手を付けなければ、生活が回らない。
ワンオペ介護の日々はまるで地獄のよう。
いつか結婚して子どもを──そんな、ささやかな幸せが、どんどん遠のいていく。