「ユーラシア・グループ」ドンが2024年版「十大リスク」発表2 20240116 | プルサンの部屋(経済・世界情勢・株・通貨などを語るブログ)

「ユーラシア・グループ」ドンが2024年版「十大リスク」発表2 20240116

「ユーラシア・グループ」ドンこと イアン・ブレマー氏が日本メディアに語った今年のの10大リスク

「3.ウクライナ割譲」って、俺がロシア軍圧勝で終わり、終戦後のテーブル会談でロシア側が要求するウクライナ割譲のお話を俺が見解したことと一致している。
俺は外れ一つあらへんがな。


米国の調査会社「ユーラシア・グループ」が8日に発表した「今年の10大リスク」は、以下の通りです。

1「アメリカの分断」
11月の大統領選挙に向けてさらに政治的分断が深まり、地政学的な不安定さを世界にもたらす可能性がある。

2「瀬戸際に立つ中東」
イスラエルとハマスの戦闘を終わらせる明確な方法はなく、この戦闘をめぐる政治的分断が世界に影響を与える。
イエメンの反政府勢力フーシ派による船舶への攻撃で物流網への影響なども懸念される。

3「ウクライナの事実上の割譲」
ロシアは現在、戦場での主導権を握っており、アメリカの支援などが滞る中、ウクライナの領土が事実上、ロシアに割譲される可能性がある。

4「AIのガバナンス欠如」
企業がほぼ制約を受けないままさらに強力なAIモデルなどが開発され、政府のコントロールを超えて普及する可能性がある。

5「ならず者国家の枢軸」
ロシア、北朝鮮、イランというならず者国家が、ロシアによるウクライナへの侵攻以降、協力関係を深め、既存の制度や原則を弱体化させようとしている。

6「回復しない支那」
すでに外国人投資家の撤退など不調の兆候があったが、支那共産党政府が金融のぜい弱性や需要不足に対応できず、支那経済の回復は難しいだろう。

7「重要鉱物をめぐる争奪戦」
重要鉱物はイノベーションから国家安全保障まで、事実上、すべての領域で大切だが、その生産地は一部地域に偏り、各国政府は価格変動を増大させるなど保護主義的な措置をとる可能性がある。

8「インフレによる経済的逆風」
しぶといインフレに起因する高金利が、世界中で成長を鈍化させるだろう。

9「エルニーニョ現象の再来」
異常気象によって、食糧難、水不足、物流の混乱、病気の流行、政情不安などをもたらすだろう。

10「分断化が進むアメリカでビジネスを展開する企業のリスク」
大統領選挙が近づくにつれて国内市場が分断され、全米に展開する企業は特定の州の市場からの撤退などを迫られる可能性がある。