Blogを書きながら、
お店を開店させてからの2年の出来事を振り返っておりました。
川の流れに逆らって、
その中を進んできた2年。
少し大袈裟な言い方にはなりますが、
今の日本のアパレルシーンに中指を立て続けてきました。
アンチテーゼを忘れず、
常に探求してきました。
そして、
これまでもこれからもそこは変わりません。
凄いスピードで日々が過ぎていきます。
誰かにやらされていた頃の1分1秒と、
今、自らで考えて行動する1分1秒では、
同じ時間かと思う程に時間が足りないと思うことが多くなりました。
時間を無駄にしたくない。
立ち止まってる暇はない。
塞ぎ込んでる暇はない。
広い視野を持ち、周りを見渡すということ、
お客様やブランド、
関わっている沢山の方々、
次の一手、
新規ブランド等、
考えなければいけないこともそれを処理しなければいけないスピードも。
全てにおいて確実にステップアップしていて、
2年前とは比べものにならない次元に今いるのだと実感しました。
ずっと憧れ続けたパリにも、
今では胸を張って仕事をしに行っています。
臭い物に蓋をすることもなくなり、
現実を直視しながら、
今を消化し、
次に繋げることも出来るようになりました。
前とは違った余裕も出来、
様々な問題と向き合って考えられるようにもなりました。
まだまだですが、
本当に皆様のおかげでここにいるんだ。と改めて感じました。
まだまだ足りません。
まだまだ成長しなければいけません。
もっと沢山のお客様に向かって、沢山の素晴らしい作品を届けられるように。
3年目も日々着実に、
1歩づつでも前に進めたらと思っております。
至らない点も多々あるかと思いますが、
何卒、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
より一層のお力添えをお願い致します。
さて、本日は、
先日入荷しました[Yohji Yamamoto]の5thデリバリーより、
[CHEREVICHKIOTVICHKI]とコラボレーションした、
今シーズン限定のレースアップスリッポンのご紹介です。
[Yohji Yamamoto]
HV-E26-780 (牛革 / 牛革 / ラバー カーフヌバック)
BK
SIZE 2,3
¥120,000+TAX
毎シーズン楽しみにされている方も多い、
ロンドンとイタリアにアトリエを構える、
CHEREVICHKIOTVICHKIとのコラボレーションによる限定スリッポン。
今シーズンのYohji Yamamoto × CHEREVICHKIOTVICHKIの代名詞となる作品の1つです。
牛革は世界でも一般的な原皮と言われていて、
現在でも幅広い用途で使われています。
年齢や飼育環境、
使用部位によって、
表面の風合いに違いがあり、
価格に大きな違いがあります。
ラバーとは、天然ゴムや合成ゴムで作られたもののことです。
ラバーソールとは、
天然ゴムや合成ゴムで作られた靴底。
ラバーソールには、
天然ゴムを加工して波のような模様を付けたクレープソールや、
合成樹脂に発泡剤をまぜて加熱し成型したスポンジソール、
高いグリップ性能を持ったビブラム社のビブラムソール等があります。
ラバーソールはレザーソールより重くて通気性が悪いので蒸れやすいですが、
その分耐水性に優れています。
材質や厚さによっても変わりますが、
ラバーソールには反り返りが柔らかく歩きやすいという特徴があります。
ヌバックとは、
革の表面を目の細かいサンドペーパーやヤスリ等で擦って起毛仕上げさせた革です。
ヌバック仕上げは、
スエードと比べると
毛足が短く、
しなやかで柔らかい肌触りが特徴です。
ヌバックの技法名の由来は、
NEO(新しい)オス鹿の革(BUCK)が語源とされています。
ヌバックのメンテナンスに関しては、
クレープブラシ、ゴムブラシ、スエード専用消しゴム、防水スプレー等を使用してください。
保管する際は、
通常のレザーと同じく、
通気性の良いところで保管しましょう。
経年変化でのシワ感や革が馴染んでくる感覚も楽しみの1つです。
スラブ語で「Victoriaが作った靴」
という遊び心あふれる名前のCHEREVICHKIOTVICHKIは、
リトアニア生まれのVictoria Andrejevaによって2011年に設立されました。
リトアニアの工場労働者の一家に生まれ、
ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションのコードウェイナーズ・カレッジで借り出した、
ほとんどが世界に数冊しか残っていないような本を頼りに独学で靴作りを学んだAndrejevaは、
ロンドンとイタリアにアトリエを構え、
伝統的な靴作りの技法から店舗内でのアート作品のインスタレーションに至るまで、
ディテールにこだわるクリエイティブプロセスのあらゆる側面に関わっています。
旧ソ連体制下のリトアニアで、
必ずしも物質的に豊かとはいえない子ども時代を過ごしたAndrejeva。
当時の記憶にインスパイアされた彼女のデザインは、
モダンで実用的であると同時にロマンに溢れています。
手作業で製造された定番のレザーダービーやレースアップアンクルブーツは、
旧ソ連時代の靴の耐久性と機能性にインスパイアされて生まれた作品です。
そこには、アーティストと呼ぶにふさわしい職人たちの技術に対するAndrejevaの愛着が表れています。
「2.5cmの隠された靴底」や「完全防水」等のキーワードは、
ディテールと品質に対する彼女の並々ならぬこだわりを物語っています。
Yohji Yamamotoがコラボレーションを決めたのは、
このようなAndrejevaの特徴が目に留まったからに違いないでしょう。
「自分の描くビジョン以外には、何も気にしないということ」をポリシーとしているAndrejevaと、
不変的な反骨心や曲げないブランドらしさを持ち続けるYohji Yamamotoとの相性は抜群なシューズです。
アッパーが牛革、
ソールは牛革に底貼りを済ませているので、
購入後に直ぐにお召し頂ける作品です。
CHEREVICHKIOTVICHKIの代名詞とも言えるダービーシューズをベースに、
今シーズンは太めのシューレースを採用し、
無駄のない美しいデザインへと昇華されたレースアップスリッポンとなっております。
経年変化でのシワ感や革が馴染んで来る感覚も楽しみの1つです。
上品なフォルムは本当にイタリア製だからこそ成せる技。
アウトソールには両足に両ブランドの型押しが入ります。
今年も確実に見逃せないコラボレーションアイテムです。
これからの季節にレースアップスリッポンは活躍間違いなしですよね。
Yohji Yamamotoらしいクロップドパンツやワイドパンツ等との相性も抜群だと思います。
職人技が光る、
玄人好みのスタイリングにも活きそうですよね。
是非合わせてお召しください。
どうぞお気軽にご来店、お試し下さいませ。
[ほの暗い路の先に]
暗さとは当惑や忘我ではない。
内部から負傷していることを、そのことを自覚するということに関係しているかもしれない。
いかなる調和も、急所をもっていなければならないということだ。
この急所は一つの傷であるが、実在することへの生産的な傷である。
無数の傷から中に入り込み、下から変容させることで人間の繊維が編みなおされてゆく。
内側から生じる圧力から自ずと現れ出る美しい形はすみずみまで反抗的である。
言いようのないものや秘密は、光が閉じ込められている感覚を強める限りにおいて、ほの暗い。
沈殿から仰ぎ見る月明かりは、未来を既に準備している。
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当店で購入されたアイテムでなくても結構です。
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