[Yohji Yamamoto] HW-P70-300 | PURPUREUM by ALUBUS

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春風の心地よい季節になりましたが、

皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

 

 

最近、今までに増してBlogをお待ちのお声を多数頂きます。

 

皆様にお読み頂き光栄です。

 

今後も真面目に書いていきますので、

何卒宜しくお願い致します。

 

 

 

さて、本日は、

先日入荷しました[Yohji Yamamoto]の5thデリバリーより、

入荷前より注目を頂き、

残り一点となりました、左脇ラップパンツ1枚のご紹介です。

 

[Yohji Yamamoto]

HW-P70-300 (LINEN 100% / COTTON 60%, LINEN 40% 40/- リネンツイル)
BK

SIZE 2(SOLD OUT),3
¥68,000+TAX

 

パリコレのランウェイ(LOOK 12)で着用された、

リネンの風合いを楽しめるビッグシルエットの膝下丈のラップパンツです。

 

私も個人オーダーさせて頂きましたが、

軽く着用出来る汎用性の高いパンツです。

 

 

麻は非常に古い繊維で特にリネンは人類が用いた最古の繊維とされています。
1口に麻と言ってもその種類は20種近くに及んでおり、

植物から繊維を採集する部分(靭皮繊維・葉脈繊維)で分かれます。

 

リネンは通気性が良く、水分の吸湿や発散性に優れている為、こちらも清涼感があります。

リネン独特のシャリ感があり、水に濡れると強くなるのが特徴です。

 

 

ツイルとは綾織りの織物の総称です。

織り目が斜めの畝状に見えることが特徴で、

通常の織物の糸密度を上げて織るため、肉厚で丈夫な生地です。

デニムやギャバジン、ダンガリーもツイルの一種です。
デニムは経糸のみがインディゴ染料で染めらますが、

ツイルの場合は経糸と緯糸共に同色で染められます。

デニムとは違い、はっきりとした発色が特徴です。
綾目のハッキリした織物をツイルいう場合があります。

あまりシワにならない素材なので、様々な場面で活躍します。

耐久性もあり痛みにくいので、

長く着まわしたい衣装や洋服にはピッタリな素材です。

平織りに比べると糸が浮いている場所が多いため、

摩擦に弱く生地としての強度には欠けますが、

柔らかさはありながらもしっかりとしており、

伸縮性に優れ、シワになりにくいといった特徴があります。
肌触りは良く、滑らか。

独特の光沢感もあります。

生地の目が詰まっているので、風を通しにくく、保温性もあります。

 

 

素材のマイナスを織りで補うかのような素材選びにはいつも脱帽させられるYohji Yamamoto。

 

これぞYohji Yamamotoの心意気と計らいかな。と、納得させられます。

 

今シーズンのYohji Yamamotoはリネンを使用した作品が多く発表されております。

 

Yohji Yamamotoだけではなく、

全体的に今シーズンはリネンを用いたアイテムの発表が多かったように思います。

 

ハンガー吊りでは良さが伝わらないのですが、

着用するとシッカリとしたボリュームと、

ウールとは違った落ち感。

 

着用後の見え方を計算されて作られた1着となっております。

 

今シーズンらしいメッセージ等のインパクトはありませんが、

これぞYohji Yamamotoと感じさせてくれる1着です。

 

服は袖を通してこそ完成されるというYohji Yamamotoらしい信念が垣間見える作品です。

 

シルエットは近年では見なくなった、

Yohji Yamamotoらしいビッグシルエット。


左脇はラップパーツとして余布を残し、

その布によってラップするといった新たなシルエット。

 

股下部のボタンの開閉によってスカートの様にも着用可能な、

スタイリングの幅が広がる1着です。

 

Yohji Yamamoto社、渾身の1着ではないでしょうか。

 

リネン特有のシャリ感もあり、楽に着用頂けます。

 

シンプルなカットソーと合わせても活きる、

スタイルを選ばずに活躍してくれる1着だと思います。

 

どうぞお気軽にご来店、お試し下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[終わりなき不満足]

 

男は常に分裂し、自分自身に申し立てをする。

鋭い荒々しい疑いが沈潜から逆上する。

湧いては消える天の玄い水泡のように、始めなく、終わりなく。

 

背負われ運ばれる女たちは、男のそれを知っているのか知らないのか、あたりまえの顔で前を向いている。

反して、身内に染み透るその冷たい女の面影は、幽かで詩美な青白い火花をショートさせ、遠く離れた響きを受け入れる。

 

鋭敏な感受性に強いられた一種の胸苦しさ。

未熟で生意気な生の息吹き。

 

 

 

 

 

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当店で購入されたアイテムでなくても結構です。

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