「もっと行動できるようになりたい」

っていう人って結構いらっしゃるのですが、

自然にそれができるようになる状態ってどんなものなのでしょうか?

野口晴哉先生の「潜在意識教育」という本を読んでて

「自発性を育てる」ことがそのコツなんだな~と

頭の整理ができたので、シェアしたいと思います。


まず自発性というものを正しく理解。

辞書によると、

「他からの影響・強制などではなく、自己の内部の原因によって行われること。」

つまり、自分の内側から「こうしたい」という気持ちが湧いて、

行動に移せるという状態。

この「他からの影響・強制などではなく」

というのがポイントです。

自発性の対義語で調べると出てこないんだけど、

「自発的」の対義語は「強制的」です。

強制的の意味を調べると、

「相手の意思を無視し、権力・威力などによって無理にさせるさま。」

ですね、ですね。


ちょっと想像してもらいたいのですが、

人から

「こうしたほうがいいよ」

ってアドバイスを受けたとします。


言われたことが腑に落ちず、

ただ言われたからとか、

やった方がいいからという理由だけで行動するとなると、

強制的な感じになりますよね。

誰に強制されたわけでもないんだけど、

自分で自分を強制的に動かそうとしているわけです。

これでは、人はやる気にはなれません。

行動できるとしても、むちゃくちゃエネルギー使って、

しんどいがんばり方になりそう。


一方、同じ「こうしたほうがいいよ」と言われたことに対して、

「そのように行動したら自分はどうなるのか?」

と自分で考え、

「なるほど、こうするとこんなにいいことあるんだ」

「これならできそうだな」

と腑に落ちたとしたら、どうでしょうか?


その時には全然抵抗なく、行動できそうだと思いませんか?


自ら強制的に行動する時と、

腑に落ちて自発的に行動する時の決定的な違いは、

そこに想像力が働いているかどうかです。



言われたことを鵜呑みにするんではなくて、

自分でイメージしてみることってすごく大事です。

イメージできないことは、なかなか行動しづらいはず。

てか、イメージできないなら行動しない方がいい場合もある。

なんだかできそうだなってイメージができたことなら、

行動はそんなに難しいものではありません。

つまり、「その気になる」ってことがすご~く大切なのです。


心も体もね!!

私は常々、

「治るかもって気になってきた!」

「妊娠しそうな気になってきた!」

「もっと自分の力を発揮できそうな気がする!!」

という感じで「その気」になっていただくことを

セッションで大切にしています。


そのために、クライアントさんには想像力を働かせていただくんです。

私のブログタイトル

「あなたの治る力をその気にさせよう」

にはそんな意図が込められています。

我ながらいいタイトルつけたなぁ!!!

(自画自賛も大切なスキルです。笑)

結論:「すんなり行動できる自発性を育てるには、想像力を働かせること」

しかし、悪い方にばかり想像力が働く場合もありますよね。

そのあたり、まだ書きたい続きがあるので、別記事にします~

書きました→自分の自発性を育てよう②