緩和ケア病棟に入れてもらって本当に良かった。
最初に、新しく代わった緩和担当主治医が病状説明を夫にもしっかり聞こえるように、大きな声で行った。何だかまだまだ何ヶ月も生きられそうな説明だ。
しかし、このプロセスが終わると私だけ部屋の外に出るよう呼ばれる。場所を変えて、もう今晩も危ないかもしれないと言われた。通常は14から20時しか面会出来ないが、ウチはもう実質24時間ずっと居ても良いという。その後定期的に看護師さんが様子を見に来て、どうやら今晩はなさそうだから、一旦家に帰って泊まりの支度をして、また朝から来た方が良いという。
ここでは私はただ側にいて、見守っているだけで良い。夫が何かを訴えて、私に出来るのはお水を飲ませてあげる事くらい。出来そうもない事は、看護師さんが丁寧に優しくやって下さる。
昨晩は帰ったが全然眠れないので、眠気が来るまでブログを書き進めた。今日も横で様子を気にしながら書いたので、もうほぼ書き尽くした。
ブログを残すと決めたのは、勿論、夫のこの壮絶な闘いを忘れたくないからというのもあるが、私自身、特に状況が悪化し始めた時に、何を目安に何をどうすれば良いか、全く分からず不安しかなかったから。色々検索していたら、癌に関する記事をここで沢山見つけて、それがとても参考になった。
一人一人病状は違うから、勿論お医者さまと二人三脚で状況状況に合わせて対応するしかないけれど、支える家族が出来る準備とか、どんな危険が待ち構え得るとか、少しでも情報があるのと無いのでは全然異なると思う。私は患者本人ではないから、書いてある内容も偏ってたり、勘違いしている事も多分にあると思うが、何か少しでも、特にご家族をサポートする立場に置かれた方のお役に立てるのならば嬉しい。
さらに、急いで書き進めたもう一つの理由が、夫が納得してくれたので、通夜に参列して頂ける友人や仲間の皆様が、なぜ打ち明けてくれなかったのかとか、詳細を知りたいと望まれたら、これを見せればお分かり頂けると思ったから。